★2018年洋画DVDランキング 6位〜10位
6位 『白い沈黙』
(2014年 カナダ 監督:アトム・エゴヤン 出演:ライアン・レイノルズ スコット・スピードマン ロザリオ・ドーソン 他)
これは、予告につられてレンタルしてきた作品です(笑)
帰宅途中だったマシュー(ライアン・レイノルズ)は、いつものダイナーに立ち寄りますが、車の中で待っていたはずの9歳の娘キャスが突然失踪してしまいました。警察に捜査を依頼するものの、なんの手掛かりもないまま時が経っていきます。ところが、8年経ったある日、突然手掛かりが見つかり…。
オープニングの作品の雰囲気がなんとなく好きで、そこそこ面白かったこともあってこの順位にしてしまいましたが、ちょっと過剰評価だったかもしれません。8年後に手掛かりが見つかってからの展開が、消化不良気味という感じですね。???な部分を残したまま、終わっちゃった、みたいな…。
でも、ライアン・レイノルズの娘を想う父親に胸打たれたので、甘い評価にしておきます(笑)
・旦那のランキング 26位
7位 『スイス・アーミー・マン』
(2016年 米 監督:ダニエル・シャイナート、ダニエル・クワン 出演:ダニエル・ラドクリフ ポール・ダノ メアリー・エリザベス・ウィンステッド 他)
摩訶不思議な物語です。
無人の浜辺に打ち上げられたハンク(ポール・ダノ)は、救助を求めるも誰も来ず、ついに自殺をしようと首を吊ろうと試みます。その時、浜辺に誰かが横たわっているのが見えました。しかし、彼(ダニエル・ラドクリフ)は既に死体となっており…。
ビックリです。この死体、しゃべります!それどころか、アーミーナイフのごとく、いろいろな機能付き(爆笑)…とはいえ、死体ですから観ていてあまり気持ちのいいものではないですね。。。ところが、ハンクとメニー(死体の名前)を観ていると、だんだんと生きることの意味、みたいなことを考えてる自分がいるんですよねー。
社会のしがらみの中で縮こまって生きてきたハンク。メニーと友情を育むことによって、少しずつしがらみから解き放たれていこうとする様が、なんだか心地いいのです。
まあ、サバイバル・ファンタジーって感じですかねー。
・旦那のランキング 18位
8位 『チョコレートドーナツ』
(2012年 米 監督:トラヴィス・ファイン 出演:アラン・カミング ギャレット・ディラハント アイザック・レイヴァ 他)
話題の作品なので、一応観ておこうかと…。これ、実話がもとになってるんですね。
1979年、カリフォルニア。母親に育児放棄された自閉症の少年マルコ(アイザック・レイヴァ)を育てようとする、シンガーを夢見るルディ(アラン・カミング)と弁護士のポール(ギャレット・ディラハント)のゲイカップルの物語です。
1970年代といえば、まだまだ同性愛者は偏見の目で見られていただろうし、生きにくい時代だったことでしょう。そんな中、母親が逮捕されて一人きりになったマルコを放っておけなくなったルディとポール。純粋な心を持ったマルコを、ただただ愛情を持って見守る二人は、まともな考えを持つ普通の人間です。…でも、世間はそれを普通だとは思わなかった。
まさか、ああいう結末だとは思わなかったので、よけいに胸が締め付けられる思いがしました。ルディの力強い歌声が、切なく心に響くんですよね…。評判通りの映画だと思いました。
・旦那のランキング 22位
9位 『ジャージー・ボーイズ』
(2014年 米 監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング エリック・バーゲン マイケル・ロメンダ 他)
1960年代にビートルズと並んで活躍したバンド「フォーシーズンズ」の栄光と挫折を描いた作品ですね。ところが、バンド名ではピンとこない…。曲を聴いて初めて、あ〜、あの曲ね!って納得しました(笑)
それにしても、フランキー・バリの声は特徴的です。映画の製作にもボブ・コーディオらと共に関わっているのだそうで、映画に説得力が加わりますよね。
面白く観れましたが、イーストウッド監督作品の中では、まあ普通かなって感じです。もうおじいちゃんのクリストファー・ウォーケンがエンドロールで元気に踊ってた姿が微笑ましかったので、この順位にしました。
・旦那のランキング 19位
10位 『ローズマリーの赤ちゃん』
(1968年 米 監督:ロマン・ポランスキー 出演:ミア・ファロー ジョン・カサヴェテス ルース・ゴードン 他)
前から観たかった作品です。原作はアイラ・レヴィンの同名小説。
マンハッタンの古いアパートに引っ越してきたローズマリー(ミア・ファロー)とガイ(ジョン・カサヴェテス)の夫婦。隣にはちょっとお節介気味の老夫婦が住んでいました。やがてローズマリーは妊娠するのですが…。
とても有名なホラー映画ですね。何が怖いって、視覚的なものよりも、精神的に追いつめられていくミア・ファローが怖かったですね〜。同じポランスキー監督の『反撥』でのカトリーヌ・ドヌーブを彷彿とさせるような…。
今の時代に観ると、目を背けるような怖い作品ではありませんが、ラストの何分間かは、ローズマリーの迫力がハンパなかったです。壊れてしまったのか、母としての本能なのか、それとも???
なかなか侮れない面白さがありましたねー。
・旦那のランキング 6位
★まとめです。
2018年DVD洋画ランキング
6位『白い沈黙』
7位『スイス・アーミー・マン』
8位『チョコレートドーナツ』
9位『ジャージー・ボーイズ』
10位『ローズマリーの赤ちゃん』
これでノルマは達成しました(笑)11位以下のランキングは、気分次第ですが書くかもしれません。
とりあえず、長文にもかかわらずお付き合いくださいましてありがとうございました。
1位〜5位はこちら↓
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11位〜20位はこちら↓
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21位〜30位はこちら↓
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