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2019年10月07日17:47

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2018年映画ランキング劇場鑑賞作品 11位〜13位

★2018年劇場鑑賞作品 11位〜13位

チューリップ11位 『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』

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(2015年 英=米 監督:ジャスティン・チャドウィック 出演:アリシア・ヴィキャンデル デイン・デハーン クリストフ・ヴァルツ ジュディ・デンチ 他)

17世紀のオランダ・アムステルダムでのお話です。まず、「チューリップ・フィーバー」って何ぞいや?という疑問が、この作品に興味を持ったきっかけで、あわせてフェルメールの絵画からインスピレーションを得たという画の美しさに惹かれました。

特に、ソフィア(アリシア・ヴィキャンデル)が一輪のチューリップを持って窓辺に立つ姿はフェルメールの世界から飛び出してきたようで、本当に美しくて魅せられてしまいました。もう、それだけで観たい!と思いましたから…(笑)

さて、チューリップ・フィーバーですが…。この時代のオランダでは、トルコからチューリップの球根が流通し始め、珍しい品種の球根には高値がつくようになりました。要は、チューリップの球根が投機の対象となっていたのだそうです。この作品は、フェルメールの世界と、チューリップ・バブルを絡めた当時のオランダの様子を描いています。

オスカー俳優が3人もキャスティングされていて、思ったよりも見応えがありました。特にジュディ・デンチは効いてましたね〜。貫禄が違います。当時、無数にいたといわれる画家の一人ヤン(デイン・デハーン)と、富豪(クリストフ・ヴァルツ)に嫁いだ修道女ソフィアの許されない恋の行方を追いながら、フェルメールのの世界に迷い込んだ気分にさせてくれました。

思ったよりは面白かったかな、という感じです。

・旦那のランキング 8位(おっ、意外と高評価…笑)



ペンギン12位 『オーシャンズ8』

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(2018年 米 監督:ゲイリー・ロス 出演:サンドラ・ブロック ケイト・ブランシェット アン・ハサウェイ 他)

『オーシャンズ11』シリーズの女性版ですね。デビー(サンドラ・ブロック)はダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)の妹ですから、「妹版」といった方がいいのかな…。

今回、ソダーバーグとジョージ・クルーニーは制作に回っていますが、随所に過去作の匂いがします。例えば、冒頭に登場するルーベン(エリオット・グールド)は、過去3作品すべてに登場していますね。

さて、この妹版、とてもゴージャスな出来でした。まずキャストが豪華です。女優さんが着るファッションも、普段着から晩餐会のドレスまで、スタイリッシュで豪華なものが多くて、それを観ているだけでも楽しめました。メットガラの招待客の中には、テニスのシャラポアやS・ウィリアムズなど、ビックリな人たちがカメオ出演しています。登場するカルティエの宝石類は本物だそうで、警備が大変そうですね…(笑)

そんななか、クレジットされていたダコタ・ファニングがどこに出てるか分からず…。彼女は大人になりました…笑。(アン・ハサウェイのライバルの女優役でした)

相変わらず流れるようなテンポで展開がスムーズ、とても安心して観れますね。過去作もそうですが、誰も血を流さないという点も気に入っています。でも、今作は難敵がいるわけではないので、ちと物足りなさは感じますが…。まあ、エンタテイメントとしてはとても楽しい映画でした。

・旦那のランキング 12位



ペンギン13位 『オリエント急行殺人事件』

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(2017年 米 監督:ケネス・ブラナー 出演:ケネス・ブラナー ジョニー・デップ ミシェル・ファイファー ジュディ・デンチ 他)

アガサ・クリスティー原作「オリエント急行の殺人」を映画化したものです。1974年に、シドニー・ルメット監督が超豪華キャストで映画化をしていますね。

見事に寝落ちをしてしまいました(爆笑)原作は読んでないんですけど、シドニー・ルメット版を既に観ていて、筋書きも犯人もバッチリだったもので、ついつい…。また、オリエント急行の揺れ?みたいなものが眠気を誘うんですわ(笑)

…といっても、さすがに後半からはちゃんと起きて観ていました。この作品のラストですが、とても粋な終わり方をするよな〜と思います。でも、何でポアロ(ケネス・ブラナー)はこういう判断をしたんだろうという考えがよぎりました。なんとなく他の方のレビューを読んでいて気がついたんですが…。

ネタばれになりますので、ざくっとした表現になりますが、この物語の根底には過去に起こったある事件に対する恨み、怒り、喪失感のようなものが存在します。恐らく、ポアロ自身にもこの事件に同じような想いがあったのではないかと…。整理整頓がきっちりできていないと我慢ができない彼は、事件を解決するうえでも自身と犯人の均衡を保ちたかったのでしょうね。

ポアロに関してはルメット版のアルバート・フィニーよりもケネス・ブラナーの方が好きかも…。すべてスタジオで制作されたそうですが、雰囲気のある映像が素敵でした。

・旦那のランキング 16位(旦那はこれが最下位です)



★まとめです。

ひよこ2018年劇場鑑賞作品ランキング

11位『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
12位『オーシャンズ8』
13位『オリエント急行殺人事件』

劇場鑑賞作品は、残り3本ありますが、長くなるので今回はここまでに。

・1位〜5位はこちら
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・6位〜10位はこちら
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・14位〜16位はこちら
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