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2018年10月15日16:30

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2017年DVD洋画ランキング 6位〜10位

★2017年DVD洋画鑑賞作品 6位〜10位

ペンギン6位 『籠の中の乙女』

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(2009年 ギリシャ 監督:ヨルゴス・ランティモス 出演:クリストス・ステルギオグル ミシェル・ヴァレイ アンゲリキ・パプーリァ 他)

ヨルゴス・ランティモス監督の作品を観たのは、『ロブスター』が初めてだったのですが、その奇想天外すぎる設定にぶっ飛びました。なんじゃそら!的な…(笑)この作品は、『ロブスター』よりも6年前に作られたものです。

タイトルのごとく、幼いころから自宅の敷地内から外に出ることなく育てられている3きょうだいの物語です。彼らの父親は絶対で、母親は夫に不思議なくらいに従順、そんな両親のもとで、彼らは独特の家族のルールに従いながら暮らしています。

どう見ても異常に見えるルールであっても、この家の子どもたちにはごく普通のことなのですね。この状況は、考えようによっては社会の様々なことに置き換えることができるかもしれません。例えば、宗教であったり、国家や政治であったり…。特に、この家の子どもたちは幼いころからそれが日常でしたから、その洗脳度合は相当なものだったと思います。でも、成長に従って、どんどん外の世界に対する好奇心が芽生えてくるのは、自然な流れなわけで。。。

なんとも奇妙な世界ではありますが、摩訶不思議なだけではなくてところどころ笑えるシーンもあったりして、面白い作品ではあります。でも、気持ち悪いのがどうも…ねぇ。そんなこんなで、オススメしにくい映画かもしれません(笑)

・旦那のランキング 4位



ペンギン7位 『プロメテウス』

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(2012年 米 監督:リドリー・スコット 出演:ノオミ・パラス マイケル・ファスペンダー シャーリーズ・セロン 他)

『エイリアン:コヴェナント』の公開に先駆けて、おさらいの意味を込めてDVDで2回目の鑑賞です。最初は劇場で観たとはいえ、5年も前に観ているのでやはり忘れている部分の方が多いですね。ただ、TVの小さな画面で観ても、やはり映像はド迫力でした。

あらためて、『コヴェナント』よりも『プロメテウス』の方が面白かったよな〜と思った次第です。(詳しい感想はこちら→http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1879495736&owner_id=3701419

・旦那のランキング 6位



ペンギン8位 『マネーモンスター』

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(2016年 米 監督:ジョディ・フォスター 出演:ジョージ・クルーニー ジュリア・ロバーツ ジャック・オコンネル 他)

ジョディ・フォスターの監督作品は初めて観ました。自身は監督に専念してるんですね。

株式投資の人気情報番組「マネーモンスター」の生放送中に、爆弾を所持した犯人カイル(ジャック・オコンネル)がMCのリー(ジョージ・クルーニー)を人質にとり、番組をジャック。生中継で、犯人とリーのやり取りがスリリングに展開していくわけですが…。

後で気がつきましたが、これは『24』と同じようなリアルタイムに時間枠が進行していく映画です。特に目新しい手法や演出があるわけではないんですけど、十分にドキドキ感はありました。株式っていうとなんとなくお堅いイメージがありますが、ジョージ・クルーニーの役柄がけっこう軽い男なので、身構えることなく観れたのが良かったと思います。ジュリア・ロバーツとの絡みも、なんか安心感があっていいですね。

冷静に考えれば、警備の厳しいTV局に簡単に部外者が入れるとは考えにくく、犯人のことを「段ボールを持っていたので業者だと思った」と、あっさり中に通してしまう警備の甘さには思わずツッコミを入れましたが…(笑)そんな感じで、重厚な人間ドラマがあるわけではなかったですね。まあ、時々気になる部分はありましたが、まずまずの面白さだったかなと思います。

・旦那のランキング 16位

 

ペンギン9位 『ブリッジ・オブ・スパイ』

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(2015年 米 監督:スティーブン・スピルバーグ 出演:トム・ハンクス マーク・ライランス エイミー・ライアン 他)

これ、脚本がコーエン兄弟だったんですね。スピルバーグ監督ということで、まあ安心して観れる感じはあるかも…。

アメリカとソ連の冷戦下の時代の中、アメリカに潜伏して拘束されたソ連のスパイを弁護することになった弁護士(トム・ハンクス)の物語です。当時の混乱の様子が丁寧に描かれていて、とても見応えがありました。単純なストーリーなのかなと思っていましたが、途中からちょっと複雑になりましたね…。

物語は重厚かつスリリングに繰り広げられていき、とても面白かったです。ただ、ぼーっと観ていた私は若干分かりにくい部分がありまして…。なので、この順位にしました。142分と、けっこう尺もありますので、時間のある時にゆったりと観るにはいい作品かもしれませんね。

・旦那のランキング 12位



ペンギン10位 『ガール・オン・ザ・トレイン』

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(2016年 米 監督:テイト・テイラー 出演:エミリー・ブラント レベッカ・ファーガソン ヘイリー・ベネット 他)

原作は、ポーラ・ホーキンズの同名ベストセラー小説だそうです。評価が割れてますけど、私はけっこう面白く観ました。まあ、原作も未読で、この映画の存在自体を知らない状態で観たせいもあるかもしれませんが…。

夫と離婚したレイチェル(エミリー・ブラント)には、通勤電車の中からいつも眺めている家があり、そこに住む夫婦は「理想の夫婦」だと思っていました。ところが、ある日その家の妻メガン(ヘイリー・ベネット)が不倫をしている現場を目撃してしまい、彼女は思わず電車を降りてしまうのですが、そこから先の記憶がありません。その日メガンは失踪し、疑いの目はレイチェルに向けられてしまい…。

…というミステリーですね。過去と現在が入り乱れていますが、ややこしいということはなく、少しずつ事件の謎が解き明かされていくので興味をそそられました。謎解きとしてはそれなりに楽しく観れたのですが、恐らく小説を読んだ方がもっと面白いかもしれません。小説の方が、分かれた夫の現在の妻(レベッカ・ファーガソン)を加えた3人の女性の心理描写が細かく描かれているらしく、映画はレイチェルの視点のみで描かれているので、その辺が少し物足りなく感じてしまいます。

105分と程よい時間なので、ちょっとしたミステリーが観たい時にいいかもしれませんね。

・旦那のランキング 14位



一応、まとめです。

ひよこ2017年DVD洋画ランキング 6位〜10位

6位 『籠の中の乙女』
7位 『プロメテウス』
8位 『マネーモンスター』
9位 『ブリッジ・オブ・スパイ』
10位 『ガール・オン・ザ・トレイン』

・1位〜5位
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968624398&owner_id=3701419
・11位〜16位
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968861885&owner_id=3701419
・17位〜23位
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1968955204&owner_id=3701419
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