mixiユーザー(id:3701419)

2015年01月23日12:55

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『史上最大の作戦』

映画『史上最大の作戦』を観た。

(1962年 米 
監督:ケン・アナキン アンドリュー・マルトン ベルンハルト・ヴィッキ エルモ・ウィリアムズ 
出演:ジョン・ウェイン ロバート・ミッチャム ヘンリー・フォンダ ジャン=ルイ・バロー ロバート・ライアン リチャード・バートン アルレッティ ショーン・コネリー ロッド・スタイガー ロバート・ワグナー ポール・アンカ ジェフリー・ハンター メル・ファーラー)

一度観ておきたかったので、BSプレミアムで録画鑑賞。

【1944年6月6日、第二次世界大戦の勝敗を決する空前の大作戦が決行された。舞台はフランス北部のノルマンディー海岸。ドイツ軍の強固な防衛線を打ち砕くべく、米・英・仏など連合軍の大部隊が上陸。虚を衝かれたドイツ軍は必死の反撃を試みる。】

原作は、コーネリアス・ライアンのノンフィクション小説。

一度観ておきたかったというわりには、40分くらい経過したところで睡魔に襲われた私。気づいた時には後半にさしかかり…(笑) でも、この後半を観たことによって、やはり最初から観直そうという気になった。このスケールと臨場感が、50年も前に作られたものだとは恐れ入るわ…。

なんせ、長い。180分耐久。原題の『The Longest Day』そのままだ(笑)

一応、超豪華キャストなのだが、私には顔と名前が一致する俳優さんは数えるほど。
とにかく古い作品なので、エンドロールに名前が出てても、どこに出ていたのかがさっぱりわからない。顔を観て分かったのはジョン・ウェインとヘンリー・フォンダくらいかなあ。。。

ショーン・コネリーもイギリス兵として出ていたらしいのだが、ここに出てたと説明されてもわからない(笑) え?あれがそうだったの?…みたいな。そういえば、『天井桟敷の人々』で主役を演じたジャン・ルイ=バローとアルレッティが、出演していたと後で知った。そんな視点も踏まえて、なかなか興味深いものだ。

超豪華キャストなのだけど、誰が主役ということはない。4人の監督を使い、米・英・独、とそれぞれに軍を受け持って撮影されたそうだ。1944年の運命の日に起こった出来事を軍の司令部から名もない下っ端の兵士たちのエピソードまで、壮大なスケールで描いている。

フォト


とにかく登場人物がやたらと多いこの作品。俳優さんもみんな同じように見えて米軍なのか独軍なのか最初は区別がつきにくかった。でもよーく観てみると、独軍はちゃんとドイツ語をしゃべってるし、米・英軍は英語でしゃべる。それよりも軍服を観れば一発でどこの軍かは分かるということに2回目に観た時に気づいた(…遅っ)

…で、改めて最初から観直してみると…、なるほど「ノルマンディー上陸作戦」の1日ってこういう感じだったのねっていうのがよく分かる。フランスに潜むレジスタンスまで総動員された大がかりなものだったんだ。こうして歴史は動いていったのね…。

作戦の暗号にヴェルレーヌの詩が使われてたり、パラシュート降下の際のおとりに人形が
使われたりと、あの手この手の作戦だったことがわかる。戦争するにも敵を欺くアイディアが必要だったということかな…。ま、見事に失敗してる作戦もあったけど…。

カメラワークも秀逸なシーンが多々あった。例えば、たった2機で出撃したドイツ戦闘機のパイロット目線でのシーンはとても迫力があった。50年前の作品なのに、驚くばかりだ。

テーマ音楽もとても有名なんだけど、印象的なのは、冒頭の方で使われる「運命」。とても効果的な感じで、これから始まる歴史を動かした長い一日の始まりを高らかに告げている。

上陸開始から、ひたすら戦闘シーンが続く。戦争映画がダメな人には間違ってもオススメ
できないが、でも、これが戦争なんだということがよく理解できる作品なのは間違いない。特に、終盤で迷ってしまった米兵が、けがをして動けなくなった英兵(リチャード・バートン)に出逢うシーンは、忘れられない。
「勝ってるのか、負けてるのかもわからない」
「戦争とは、そんなものだ」…と。

…史実に従って描かれているので、どちらかといえばドキュメンタリーを観ているよう。
面白かったけれど、人と人が殺し合い、死体がゴロゴロ転がり、その兵士たちを動かしている上層部は、机上でシュミレーションし、命令を下して葉巻をふかす…。戦争の嫌な部分も目の当たりにしてしまうので、気がめいるというのもまた事実。

この作品って、極上の反戦映画なのかも…。



『天井桟敷の人々』
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1935356454&owner_id=3701419

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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年01月23日 18:46
    海岸近くに住むフランス人のおじさん。
    朝にいつものように窓を開けたら、いつものようにゲルト・フレーベ扮するデブのドイツ兵が馬で通りかかっていた。

    しかし、この朝は実はいつもの朝と違っていた。

    海の彼方を見ると連合軍の大艦隊!そして艦砲射撃!

    ついに待ちに待った連合軍の反抗が始まったのだ!

    あまりの嬉しさにおじさんはベッドの下に隠していたフランスの旗を取り出して狂喜乱舞、妻はオロオロ。

    ・・・素晴らしいシーンでしたヽ(;▽;)ノ

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年01月23日 21:35
    > mixiユーザー 
    とてもインパクトのあるシーンでした。
    家が壊れるよりも、何よりも、連合軍の反撃を待ちに待ってたんですね〜。
    おじさんを観てると、早く逃げた方がいいよって思いながら、こっちまで嬉しくなってしまいます。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年01月24日 17:43
    「遠すぎた橋」や「戦場にかける橋」は見たことがありますが、この映画は見たことないです。180分は凄いですねえ。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年01月24日 21:32
    > mixiユーザー 
    長かったですね〜。
    いろんなエピソードが盛り込まれて飽きることはないんですけど、わりと淡々としてるので、最初は睡魔に襲われました。
    私は『遠すぎた橋』も『戦場にかける橋』も観てないので、また録画のチャンスがあれば、観たいと思います。

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