日々練習しているクラシックギター。
メインが帰ってくるのは6月だが、毎日の練習は調整してかなりまともになった80歳ギターで欠かさずに行っている。
少々高めの頂をと始めたアルハンブラもいよいよ全て弾けるようにはなったが相変わらずトレモロが遅い。
ベースを弾いていた所為で指で弾く事に抵抗は無いのだが、3本の指で連続して奏でる必要がある事がなかなかスムーズに行かない。
トレモロの解説記事を検索すると「無駄の無い動き」と「爪の当たる位置」がポイントとのアドバイスを目にすることが多い。
爪で弾くことにどうしても生理的違和感を覚える為、鍛えられるのは「無駄の無い動き」と言う事になるのだが正規のレッスンなど受けていないロック出身ギタリストゆえそのフォームはかなり自己流。
これではいかんと色々試していたが昨夜画期的な方法を編み出した。名付けて「無駄な動き抑制ギブス」(笑)
髪の毛を束ねるゴムが家に常備してあるのだが、そのゴムで3本の指を軽く止めてしまう事で指のバタ付きを抑えると言うもの。
考えた時は「そんな上手くはいかねぇだろうな…」と思ったが実際やってみるとこれが効果覿面。
明らかに無駄な動きが少なくなり音の粒も均等になる。小一時間の練習を終えて外して弾いて見ればあら不思議。スピードを上げても不安定さが減少するではないか。
指にその動きが定着するまで毎日の練習時に装着する事にした。
これでイエペスにまた一歩近づいた…気がする。
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