タワーリングインフェルノ。

年末＆正月休み2日目。

CSで16時から放送されていた｢タワーリングインフェルノ｣を見た。
70年代のいわゆる超大作映画の代名詞で2度ほど見ているがのんびりと家で改めてじっくり見てみるとこれがなかなか面白い。

やっぱニューマンもマックイーンもカッコいいなぁとか防災システムがコンピュータ管理と言ってもICではなくてリレーで出来ているからガチャガチャうるせぇなとか。

この歳になってあらためて印象に残るのは最後の屋上大爆破の前にマックイーン演じるオハラが呼ばれるシーン。

たった今命がけでエレベーターから女性たちを助け出して一息ついているところへ呼び出しが来るのだが、その際の｢この爆薬をセットできるのは2人だけだ。そのうち一人は今重症で病院に担ぎ込まれた。残る一人は君だ｣といわれたマックイーンと責任者の

｢俺はどうやって降りるんですか？」
｢降りては来れない」
「そうですか…(やるせない顔)判りました」というやり取りだった。

理不尽な仕事上の要求に切れるわけにも行かず全てを飲み込んでの｢そうですか…｣にめちゃめちゃ萌えた(笑)

中学生の頃には物凄く見えた特撮部分よりもちょっとした会話シーンに萌えてしまう当たり、自分もすっかりジジィになったのだなと改めて再認識してしまったのでありました。