久しぶりにストマの話。

いよいよあと２週間ちょっとでお別れになるストマ。

自分が今つけているのは小腸ストマというもので小腸の末端、大腸との境からストマにつながっているタイプである。

大腸で水分を吸収する前に排せつされる為、その中身はかなり水っぽく匂いもそれほどきつくない。
ストマには小腸ストマ、大腸ストマ、膀胱ストマとあり、人によってはストマを二つつけている人もいるという。

比較的扱いの容易な小腸ストマでさえ装着していたこの３カ月ほどの間うっとおしくて仕方が無かったが大腸膀胱と２つのストマを装着されている方の苦労は相当なものであろう。

外仕事なので公園や公共施設にオストメイト（ストマ装着者）対応の公衆便所が少しづつ増えている事は実感しているが、正直まだまだその数は十分ではないだろう。

慣れてくるとパチ屋の和式便器でもささっと中身を捨てられるようになるが、最初のころは洋式便器それもできれば家のトイレ以外では中身を捨てるのにためらいがあった。

なかなか難しい点もあるとは思うが出来る事ならオストメイト対応トイレをもっと増やしてほしい物である。

何しろ大腸がん患者の数は今や全がん患者の中でもＮＯ１なのだから。