俺ガイル完

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。の最終14巻を読了。
DMM電子書籍でポイント還元50％でセールしてたから買った。
紙媒体とは違って材料費とか輸送費とかかからないからできることなのかな？
おまけに本棚もいらないしな。

本編は・・・ページ数が多く、前半はのらりくらりと適当な日常が続いていた。
あとは、いつも通りの作者の日常を登場人物に体験させる。

そして、比企谷らしい言動は雪ノ下への告白みたいな部分で、
「お前の人生歪める権利を俺にくれ」
「諸々全部やるから、お前の人生に関わらせてくれ」
だろうな。

「好き」とかそういう直接的な言葉は使わない。
そこは、この主人公特有の言動で、最後まで貫いてんなぁとは思う。
プロムを題材に駆け回る主人公たち。
いつもの比企谷らしさの回答にキレがちょっと弱いのは、高校生と大人との対決でさすがに高校生が勝っちゃまずいだろうというところかな？
ただ、当て馬のプロムが後々、伏線となるとは思わなかったが・・・。
奉仕部廃部後に比企谷が雪ノ下と関係をつなぐには何か巻き込む必要があった。
それに無茶なプロム案を続行させるというのがうってつけだっただけか。

最後は、妹の入学と同時に奉仕部が存続しそうで、新しい学年が始まるという、ある意味、典型的な終わり方という感じで締めた。

まぁ、「本物」だの「共依存」だのと作者が広げ過ぎたというのもあったし、とりあえず、無難に最低限、伏線回収したのかという感じか。