mixiユーザー(id:3687157)

2020年01月12日21:46

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世界は似た傾向

「イスラム2.0 」という本を読む。

イスラム教がネット(ITテクノロジーを使って)時代により原理主義者を増やしてしまったという内容。
ネットが普及するまではコーランの内容は、普通のイスラム教徒には届かなかった。

指導者を通じて間接的に教示されていた。
だから、情報を統制することができて、都合の悪い内容は解釈によってずらされていた。
元々、古い時代のもので、現代に近付くにつれて内容は合わなくなる。
しかし、コーランは神の言葉で不変・普遍であって、人間が変えてはならないもの。

だから、イスラム教の国が世界の中で生きていくには、それなりの解釈をして「うまく」付き合う必要があった。
コーランの教えをそのまま体現すれば、世界征服をして世界をイスラム教一色に染めないとならないから・・・。
それでは国の安定と平和が実現しない。
だから、国のトップは聖職者と協力して宗教を都合の良い解釈で布教する。
そこには既得権益ももちろんあるが、その副産物として、安定と平和をもたらすことができた。

コーランの内容はざっと、来世と天国に行くために神の教えを守れということ。
そのためには過激なことも許される、と。

そして、現代はネットが普及し、検索が手頃になってしまった関係上、コーランの内容が一般の教徒にも知られることになり、いかに聖職者たちがコーランを破ってきたかが分かってしまった。
それはコーランに反することだから、コーランの内容に即した行動が取られることとなる。
これが本当のイスラム原理主義化だという。
そして、それが浸透してくると、政治にも影響が出てきて、コーランに従わない政治家は選挙に勝てないという結果が出てくる。

一般的に宗教色は近現代に来ると薄れる感覚を日本人は持つが、背景を考えると、現代の情報社会の方がより宗教色が強まる傾向にあるようだ。

日本は、宗教に寛容・・・もとい気にしない(無関心)から、イスラム原理主義者の恰好の餌食になっているようだ。
日本でいろいろと準備し、テロの協力国になってしまっている。
まぁ、自分だって、確かに無関心派だし・・・。

コーランの教えは絶対で、内容は変化しないのだから、移民してもその国に同化しないという問題がある。
それが厄介で、今のヨーロッパの移民問題(犯罪)になっている。
政府側や権力者は既得権益で情報を統制することで、一般国民がその弊害を受けている。
だから、反イスラム・反移民政党が台頭する流れになっている。


・・・なるほどなぁ、と。
良い意味も悪い意味も全ての原因は権力側の情報統制から来るものなのだな、と。
そして、それは各国共通で日本にも当てはまると思った。

在日特権の問題、中韓優先の問題は、ネットが普及するまでは一般人は知らない。
何せ唯一の情報源たる新聞・テレビが「情報統制」してきたからな。
ネット統制まではできない。
だから、真実がバレてきた。
在日3世のくせに日本を敵視する、つまり同化しないとかってイスラム原理主義に通じる部分があると思えて仕方ない。
だからこそ、日本人の感覚で物事を考えてはならないという警鐘は日本以外の国に当てはめた方が良い。例外なくね。


イスラム教の場合は「裏切られてきた」教徒の反発が強いため、その揺り戻しが現在の状況を生んでいる。
当然、日本人だって、裏切られてきたという事実はある。
だが、その感情はまだ焚きつけられていないようだ。
まだ裕福で余裕があるからかな?
もっと、心に余裕がなくなるほどの社会になれば、日本人は現在の政治家に代わる人間を選挙で送り込むことになる。
まぁ、その頃にはもっと取り返しの付かない状況になっているだろうが・・・。


結論として、情報って大事だなってこと。

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