mixiユーザー(id:367049)

2019年10月16日13:51

146 view

台風19号とカトリーナの違い

まず、台風19号の犠牲者の方達のご冥福と、
被災地の復興を心からお祈りさせて頂きます。

洪水などの被災地への政府や自衛隊の支援も早く、
熊本市の飲料水の支援のニュース等を見ていると、
日本の防災力、復興力って半端ないなと思いました。

台風の翌日は体育の日のハッピーマンデーでしたが
仕事があった姉達はいつも通り出勤していましたし、
うちの地元でも、いつも通りの日常が始まっていました。

ただ、オレゴン州に住む米国人の友人達の
心配の仕方が気味が悪いほど強くて、
「ちょっと待てよ?」と思いました。

おそらく彼らは台風19号と
ハリケーン・カトリーナをごっちゃにしているのでしょう。

10/16 正午の時点で台風19号の被害者は
死者75人、行方不明者13人という
大惨事になっていますが

2005年のハリケーン・カトリーナは
死者1836人、行方不明者705人で
被害者の数だけで2桁も違ったんですよね。

今回本州に台風19号が上陸したときは
最強のカテゴリー5でした。
カトリーナも最大時でカテゴリー5でしたが、
被害が大きかったルイジアナ州に到着したときは
カテゴリー3にまで勢力は落ちていました。

日本は堤防や防災対策がしっかりしていたお陰で
被害は最小限で済みましたが、

ルイジアナ州の堤防は当時のブッシュ政権が始めた
イラク戦争に予算を取られ、完成していなかったため
被害が拡大してしまいました。

カトリーナは二次災害もひどかったです。
約2万8500人が避難していたMLBの球場では
感染性胃腸炎が集団発生するといった
新たな被害が発生しました。

ハリケーンから1週間以上経った時点で
感染症で150人が隔離され4人が感染症で亡くなりました。

日本では感染性に注意をする勧告が出ているものの、
感染性にかかったというニュースはまだ聞いていません。

その他カトリーナが起こした家屋の損害など、
ここに書き始めるとキリがありません。

異常なくらい心配してくるオレゴン州の友人は
日本の台風に対する予報能力、防災力、復興力
について学習する機会が無いので
台風19号とハリケーン・カトリーナを
ごちゃまぜにしてしまっているのでしょうね。

熊本市、相馬市に生活用水80t
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5827795
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する