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2020年06月18日15:17

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ようす見ぃ見ぃ

引き続き、ごく少人数・非公共・そこそこの物理距離でリアルセッションを再開してみてはいます。
が、
なんかまた新規感染者数は平気で増えてきてますね…。
臨機に応変していかないと…。

日曜日はBoA3、悪太郎氏GM。半分解決した家族の問題をPCがどこまで掘る必要があるかな……?の巻。


スジ的には、バラバラの家族が、悲劇を渦にして悲劇的に集まっちゃう的な、たまに悪太郎さんがやってくれるディスコミュニケーション解決を軸にしたお話です。


女っけの多かった田舎男爵が亡くなったことで、
跡取りどのくらいいるねんみたいなことにかけて、当然相続問題が持ち上がり、

実際の奥さんとの間の娘が、いろいろな偽者たちをふるい分けて最後まで残った庶子と財産の行方にかけて戦っているのですが、

この娘さんは、実は赤ちゃんの頃にすでになくなっているはずで、
「亡くなったはずの彼女が大きくなったらこんな姿」という想像で描かれた絵画(旦那の遺品の一部)に瓜二つであること、
友人への形見分けをと遺言されたこの絵画なのだが、しかしその友人に届けられたものは贋作であり、真作の場所は知れないこと、

遺産を手にいれようとしている庶子側についている財産管理屋が、借金取りのようなやつで、
なんならその庶子さんは借金暮らしであり、その財産管理屋に借金を一本化してもらった流れでこの財争に出ており、庶子さんが勝ち取った相続は、返済としてこの財産管理屋のものになること、


残されている奥さん、つまり「娘さん」の母親は、
亡くなった旦那との夫婦関係が、主に女性問題を軸に微妙な形で終わってしまった……
……とりわけ、「出征していた戦地で最愛の戦友(女性)を亡くした」とか言いながら帰ってきて、
奥様もまあ「こいつは私がいないとだめだ」状態になり、以降の二人の生活について、
最後まで仲良しと微妙の間を低い秒速でうろうろし続けた末の現状であり、
彼の死について悲しいとかせいせいしたとかでない「穴が開いた」ような感想を持っており。
結果、財産をどうするとかあまり積極性をもたず、「娘」になにもかも任せて隠居しようという元気のなさであること、


それとはべつに、領地内の離れを与えられて暮らす男爵家の女性(というか半ば少女の)コックさんが、
元気をなくしている奥さまをたいそう心配していること、

このコックさんの両手足がかなりの質量の触手でできている怪生物であり、
いかに料理がうまくとも(触手が繊細な感覚と多量の人手を実現するので物理的に料理がうまい)
そう人前に出られるものではなく、
男爵家に雇われている理由がそこそこ謎なこと、



といったモロモロがあり、


こいつを解き明かしていきます。


順番的には、

・「絵」が命を持って抜け出てきて、実の娘として振る舞っている

・「絵」の新作には、なので娘さんはもう「おらず」、真作は人物画ではなくなっている

・この現象の魔術的見地から見た異常性について、興味を持った言霊使いがおり、庶子さんの財産管理屋はこいつ。
なので、財産というよりその「絵」がほしい

・(私のやったシンフォギア5期→ドキドキ文芸部の流れによる、「非生命に生命を発生させてしまう」事態を汲んでいるので、再現性と応用性があり非常に危険)

・触手コックは、旦那が戦地でこさえてきた娘で、奥さまから見れば他人なんだが、難しいところ

・触手コック的には父の奥さんだし、結果としてこのおうちに雇われていたし、自分のせいで帰還後の夫婦のぎくしゃくができてた感じがあるし、
負い目がある

・界隈の人は最後までなるべく話すまいとしていたのだが(なんかNPCみんな知ってたけど)、
旦那の戦地での最愛の戦友とは、
どうやら乗騎。
それも全うなウマではない。
ファミリアではあったようだが、足がたくさんあるよくわからない生き物。戦場で運命的な出会いを果たしたのだろう的な。
愛は様々。


・子供できたあと、母生物は死んでしまうのだけど、子供をちょっと連れて帰れないので、信頼できる人に預け、養育費を届けていたそうだが、
その秘密裏の養育の世代引き継ぎが行われなかったため、なんか変な生物として放逐されてしまい、結局何年もたってから旦那が連れて帰ってくるしかなく、コックとして雇った。

・コックを放逐してしまった家は、よく知らされていない口止め料込みの高額養育費という定期収入がよくわからないままなくなったので、なんか生活レベルが破綻し、借金がかさむ。
つまり、相続に名乗りをあげている庶子の家である。



こんなところですが、
さて、
この家庭環境、いろいろありながら、
奥さんがなんというか一歩引いて我慢“できてしまう”人なために、
人間関係が驚くほど破綻していません。


せいぜい、旦那に生前、ウマと子供こさえてきたんかみたいなイジリというか立場マウントを取るに留め、
触手コックを見てすら別にそれほどの文句なく受け入れていたそうなんですが、

そのあたりを繋いでいたのは、物理的にはやはり旦那な訳で、 
彼がいなくなったあとの「穴」は、
奥さまと触手コックの間を繋ぐ鎖を消してしまいましたし、
なんなら、土地と奥さまの繋がりも大分消してしまいまして、
ここを離れてもまあいいかなみたいな無気力を作ってしまっていはします。

いはしますが、

この相続のゴタゴタ以外、
まったく円満に全部が別れていく風になっているというか、

手をいれるところが、
本当に「邪悪な魔術師が土地財産ごと“娘”の絵を手にいれようとしており、相続問題を過激化させている」部分で、
他のところは寂しい感じながら、手を出そうにもなかなか余計なお世話。

まあ、円満にクビになった触手コックの行き先を世話してあげるくらいでしょうか。


人生に張り合いをなくしたご婦人の、寄る辺になりうる家族が旦那の残した浮気相手の子供以外は絵画だけという状態を他人が何とかしようとすると、
最低でも人の親くらいの、近い立場の人が「友人」としてその後の人生の豊かさに一役かって行けるかってとこですが、



今回のPCはフィオラッキーでね!
(場末の盗賊から邪教の秘術を借りて伯爵令嬢にまんまとなり済ました魔法少女)

もう一人も仕事にじっくりかかる盗賊という限りなので、うん。


どうあっても「奥さまの本当の娘にはなれない」ような、
出自の異常さを強いられた怪生物や“絵”といった娘たちの立場にはたてるんですが、
奥さまの立場へ出せる言葉はなかなか…。


コックを回収できたからいいんだけど。うちで勤めさせよう。

惨めだもんねぇ…!アタシよりね…!(自分より惨めな人がいると心が休まる系ギャル)

とはいえ、
今回は心情的な部分での問題はほとんど解決済みなので、
ほんとに財産管理屋を倒してしまえば、
よほどこだわらない限りその他に多く問題はありません。


こいつが庶子の借金一本化してんので、こいつが死ぬと自動的に踏み倒しになり、
相続問題のモチベーションはなくなり、
隠居時に奥さまが財産を失うということはなくなり、
というような。



「それ以上」をね……
どのくらいゲームとして求めるべきだったかはちょっとよくわかっていません。
リアル時間の問題もあったし。
まあ最低限の4者面談(庶子ちゃん含む)はできたし
偽悪的にコンセンサスをとるところまではやった感じもあるので
いいのかな……?




ワキ役・庶子ちゃんメモ

・「私だって彼の子よ!なんで誰も信じてくれないの!」
・「もらったものは返済に当てるわよ!」
・「だって!その化け物の養育費が収入源なんて知らなかったもの!」
・「ホストにくらい会いに行ったっていいじゃない!」
・「誇りとかどうでもいいわ!借金返さないとなにされるかわからない!」
・「あの借金とりを殺すってこと!?」
・「建前はいいのよ!殺すってこと!?いいわよ、手伝うわ!」
・「そしたら借金なくなるものね!」
・「相続?ほしい!」
・「30クラウンほしい!」
・「100クラウン?ほしい!」
・「“絵”の真作が見つかったって言ってやれば、あいつおびき出せるわよ!」
・(財産管理屋に)「ある、ひと気のない山小屋にあるって話よ!」
・(連れてきて)「なんか、あそこにあるって話よ!その、一人ではいりなさいよ!」

素直な悪い子……!!
いつか一緒にでかいことしような!
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