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2020年02月20日13:12

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花粉ではじめたのではといわれ始めて

ほんの一週間でもう目ぇボロボロよ
ペース早いな、ここからひと月〜ふた月が長いぞ

土曜日は央華封神、悪太郎氏GM。き、きれいに負けたぞ。の巻。
日曜日はBoA3、悪太郎氏GM。盗まれたあなたの心がストーカーかしちゃあなの巻。

央華キャンペーンも大分大詰めに近づいてきたきたといいつつ、
目処がたったにすぎないというか
片付ける敵や会合はまだたくさんあり、
全体としてはもう二、三回かかりそうなかんじです。

とりわけ、今回は戦闘のための戦闘というか、
「我々を直接狙う勢力」と、敵組織図的にもあと腐れなく戦わせてもらう、
なんというかチャンスというか、
まあ有り体に言って「試合」という形で戦えることになっていますので、
ほぼ完全に戦闘回。

ルールをできる限り質問・把握し(質問しない限りルールすら知らされない辺りは、多少敵有利ですが)、
また「超強力な仮想敵ユニットと戦わない」ために、互いの面子を潰さないようなムーブを必要とする(九尾狐玄女・妲己の御前試合という体なので、彼女本人に敵視されないために、例えば師匠の一筆で師匠クラスを呼びつけちゃうとそれは気まずかったり向こうもなんかしてくるよねみたいな)ことなんかを確認しつつ、
やっていきます。


敵方に謎の女戦士・きつねフォックスが混ざってる
という話があり、アホかと思うのですが、
少し掘り下げるとそれもどうも敵勢力の別のユニット(修羅の王のひとりだとか)が変化で化けている姿らしく、ミリタリー・バランスを図りにくいところ。
しかし、彼女(彼)の撃破は勝利条件に含まれていないので、どのくらい相手をすべきか難しいのですが、
なんでも彼だけ残して他のメインターゲットを倒し、試合を終了させた途端に、
彼は本性を表して試合と関係なく我々を全滅させる気らしいということもわかり(我々のメインターゲットの死も、敵勢力全体のなかではメリットなので(だから試合を組んでもらえてる)、双方共倒れを狙いたいということみたいなんですね)
そこまでいったらもう試合は終わってるし、師匠の一筆でもいいんじゃない?

ないし、本性を表す前ならパラメータがちぐはぐなので、修羅王といえども倒しやすいかもよ?

という形状で、戦闘に挑みます。


さて、
その上で、敵が持ちうるだろう行動群に対する対処は。


・仙人を即死させる仏教術を覚えたコがいる
→それを無効化する丹を手に入れた

・ターゲットを集める術をもちい、物理・術の区別なく無限に受けでリアクションし、かつ成功すると攻撃反射してくるやつがいる
→高い達成値で凌ぐしかないが、それを可能にするキャラはPC側にはいる

・単体とはいえ、ほぼ抵抗不能の魅了術を使ってくるキャラがいる
→治す丹は用意できるので、こまめに行うためにも、「他人にも使える符」扱いでそれを皆に配っておく


というわけで、
いざ戦うぞ!


・仙人を即死させる仏教術を覚えたコが、
それが聞かないと見るや、「袖の中にがらくたを沢山詰める術」を割り込みで使ってきた(この子分身が六人いる)
→魅了を治す札を使おうとした人から、それを取り出せなくなる
→一人ずつ魅了されていくことに抵抗できない


・水行の仙術で、多量の水を呼んで4ゲージあるHPのうち1ゲージを毎ターン全快される
→水を消す土行の術があるので何とかなると思ってた
→消しやすい低レベルの術でなく、「より大量の水を呼ぶ」高レベルでないと作れないオリジナル仙術だったので、判定値的に消すのが大変
→というか土行の人が裏成功の代償で仙術が使用不能になっており、治るか治らないかのところで魅了されて、袖の中は石ころだらけにされて魅了も直しに行けずなんもできない

・相手の各種達成値差は
→最も判定知の高い仙人が、相手の判定値を下げていく仙術を使っていければよかったのだが、こちらも裏成功の関係で仙術が使えなくなっていく
→相手に達成値で勝る方法が、数ターンの間強力なNPCユニットに変化したPCの直接攻撃だけ
→順番に魅了される


お、おう。



冒険回数も多く、HPも随分育っているPC達、
味方の行動を魅了によって妨害するだけ妨害し、
自分が妨害行動をしないために積極的にきつねフォックスのためになる面白いだけの提案をしながら(かわいくない敵ユニットをかわいく変化させると宣言した挙句反射されて自分が可愛くなるなど)
たった一人+1ユニット、達成値の最も高い仙人とその配下ユニットだけを残して全滅し、

「敵ユニットたちにも死んでほしい敵ボス」が、それ以上魅了を使わなくなった時点で達成値的にこの二人にかなう者がいなくなった(正確には、達成値を下げる仙術が聞き始めたからですが)ので
一人で勝つまで殴る
→ボスが残る
→師匠の一筆を使って全員で逃げる


という結果に落ち着きました。



おちつき……?



感想戦内で、
ゲーム的なスタンスとしての敗因は、戦術以前からだいぶありそうというお話があります。

達成値の低いものは、アクションが回ってきたときに何をするか。

「仙術のレベルがいまここなので、ここまでの術が使えるようになった」という意識ではなく、仙術符を作ることでより高いレベルの術は作れるので、
「ほぼ学び始めの時点で自分の洞府の術は全部作れるので、自分の術とその使い方を洞府を選んだ時点ですべて把握し、作るためにどのくらいかかるか、敵に通すためにどのくらいの達成値のものを作れるかを考える」意識でないとボスには通らない(=ゲーム的にアクションで掛ける仙術の意味がなくなる)ということを考えているか。

場合によっては、それを使えるのが一人しかいないことに危険性のある術を、「周りの人間につかえる」符にすることなどを用いて、自分でなくパーティの戦力を上げることを考えているか。


その後GMからいろいろいただいたお話として、総じて

・敵ボスの達成値はPCの最大値+1前後

とルールブックにあり、それをしっかり守っているとのことなので、
この時点で、「PCのレベリングを、パーティ戦力のバランシングとしてPLが管理する」という意識が必要とのことでした。

この法則をGMが守っている限り、「すべての戦力を平均化した」パーティが最も「敵に勝てる」パーティとなり、
つまり、
「裏成功による能力値変動」、それによる技能値変動は、
下がるのはもちろん、
上がって突出成長するのも、「相対的にパーティの戦力を下げる」ことであり、

裏成功自体の持つリスク性を改めてご説明をいただきました。


もしそれで、たとえべらぼうに能力値が上がったり、
あるいは成長で「この技能は一番高くしたい」という伸ばし方をしていくとして、
それはパーティとしては結局リスクが上がる可能性を持つのだからして、

「どの技能をレベルアップさせるか」は毎回PLが選べるということの責任をもっと自覚し、
「専門家」のように一点特化の能力をPCに持たせようというのなら、それ以外の部分が低いことをどうフォローするかという点について、「自分の苦手な」所のフォローだけじゃなく、「特化させたところを苦手とするほかのPC」の負うリスクを考えつつ、
それらを管理・フォローすること込みでパーティ戦術を考える、ということをしないでいると、
まあ、例えば今回のような戦闘結果を今後も防げないよというような
そんなようなお話をね。



自分の術の呪符化はほんとに、
レベルの高い人も低い人も、高達成値術の作成や他者への配布という点で、
「低いところを補う」第一歩として
全員考えておかないと、どうもこうもないわいなこれ。
今回の敵の戦術って「PCはちゃんとそこまでできている」ことが前提で
それを上回るために石ころを袖に放り込んできてるわけでな。



次いでの日曜、BoAはバレンタイン回。
とはいえ、珍しくというか、
PCではなくNPCの男性ががストーカー被害にあっており、PC(よくヒロインのつく)がそうした女性関係の解決のたまの相談に乗るという流れ。
直接ストーカーされてもいいよということでしたが、
「それは君、責任をとらねばならないよ」って
(自分を棚にあげて)言ってやりたかったので
今回は相談に乗る形にしていきます。


真っ赤なドレスと赤毛の輝く少女が、
愛しかたを他に知らないと言わんばかりにとある騎士の青年に文字通りくっついて離れない、腕を組んだまま生活する様子を見せつけてくるのですが、
三日前に突如出現したこの女性のために人間関係が混乱しており(普通に許嫁とかいるので)、彼は大変疲れきっております。

そして、騎士は、そのうっとおしさからくるもの、という範疇を越えた、得体の知れない「殺意」を、彼女にたいして感じさせられています。


ちょっと調べる限りではこの女性の正体はわからず、超常的な有識者はみななんだか「あの恋路を邪魔すると街が消し飛ぶ」と忠告してくるばかり。

別調査をしているPCは、(こないだのシンフォギア五期シナリオのせいで)あちこちの旧いものたちの封印が解けそうであり、そのなかでも「赤晶の心臓」なる怪物が目覚めちゃうというお話にせまっており、そちらとともに輪郭をつかんでいくと、

「博愛」を小規模の生活圏で思想集団として実現せしめていた強力なクリーチャーであること、
侵略を何よりの悪徳としていた自衛軍事集団だったこと、
金色外套王のハイデルランド統一の際、真教の布教とともに消滅した文化であること、

真教の布教を担った騎士に封印されたこと、

その時に、「その魂が二つに別れた」らしいこと、
その本体はいまだ現地で、コンタクトできる状態だが、「心臓」が別れ離れており、今回はそちらが単独行動しているらしいこと、

騎士本人は、「この博愛を真教以前から伝える生物を、本当に倒していいのか」と迷い、その方針を伺う私的な文書のやり取りを何方面かに残していること、

ストーカーされている騎士は、その騎士の子孫であること、なんなら転生体であること、



などがわかってきます。


女心に一部さとい(女性の知り合いが多いからです。知り合いが多いだけです)PCは、

そんなもん、
そのクリーチャーが騎士に恋しちゃって、
「博愛」が「ハートを盗まれちゃった」から「全員を平等に愛する博愛を保てなくなった」ので「二つに別れちゃった」にすぎないし、
騎士も結局彼女を愛したから倒すべきかどうか悩み始めたし!
何て素敵な恋物語なの!

とお話を頭のなかに作り上げちゃいましたし、
ほぼあってました。


今生の騎士は、転生体だからってまあ必ず記憶があるわけでもなし、
自分の事を異常に知り尽くしている超常的な少女にひとまず怯えを感じてしまうことについてはまあ仕方のないところではあります。

また、この「人間としての愛」を理解できるかって言うとそれも難しい。
ひとまず、博愛を離れてはじめて得た「独占愛」を、
「人間がやるレベル」に頑張って制限し、落としこんで真似してみてはいますが、
彼の魂ごと食べちゃおうみたいなかたちになったって不思議じゃないし、もっと大変な「愛」になりうることも、
怪物本人がよく理解しています。

なので、

「自分の恋路を誰かに“侵略”されるなら、全力でその障害を排除するが」、
「愛する彼に、殺されて終わるのなら、それを受け入れたい」

というような状態である、
のですね。



さて、
このように不安定かつ、己のあり方を「人のような」感情に惑わされている超強力なクリーチャーを、
魔神連中が放っておくわけはありません。
傘下に収めるべく、彼女の望みを悲劇的な形で叶え、そのありようを闇に落とすべく、

「騎士の転生体に、彼女を殺害させて、愛など悲劇的なものしかないと証明する」、
パラモルの眷属の仕事が出始めるわけですね。
なんなら、そこまで彼女も織り込み済みで、今回の自分の部分復活を手伝ってもらっているらしいのですが、

ただ、そのために
騎士の感情、精神状態を直接いじるなどというのは、彼女も聞かされていないこと。
パラモルの仕事としても直接的に過ぎるので、眷属である中級魔人の仕事であることがわかり、これなら倒せるだろう、倒しても各方面から文句はきにくいだろうという方法論と、

その他、有識者たちの言葉として、
「そうした横やりさえないのなら、”一時思い出してしまった昔の恋心”を、少しの間わがままを言って燃やしなおしているに過ぎない状態なので、数日もすれば満足して帰ると思しく、放っておいてあげるのが一番」という意見も聞けます。

なんでも、彼女に本来かけられていた封印が大変拙く、
大した拘束力もないのに、「これで封印されました」という約束事を彼女が自分から受け入れて封じられていた、
という「耐える愛」は既に得られているようで、
その封印が「ちょっと壊れちゃった」ので、「壊れちゃったなら、ちょっと出ちゃわないと」くらいの感じで出ているに過ぎない、また封印されなおして、人のような愛を理解できるまでゆっくり耐え待つことは、彼女自身にも我々にとってもできることだと有識者たちは言うのですね。
なるほど。


あとは、「彼女の正体について、騎士にどのように知らせるか」、ということ。
ええ、今生については、前世から「そんな怪物と縁がある」なんてことを知らずに生きてきましたから、
そんなことを「絶対に知られたくない」と彼女がおびえるのもわかります。

が、倒すべき魔人は彼の精神に巣くっているらしいので、戦うとなると彼を一時巻き込まなければならないのは間違いない。
まして、「騎士」です。一切を隠されたまま自分や、目の前の女性の命を懸けさせられるなんて言語道断でしょう。

きちんと伝え、敵を呼び出し、
彼女と「部分契約」のようになっているらしく魔獣召喚的な技で彼女を戦力としては用いてくる低級〜中級魔人をやっつけて、


あとは、
今生の彼が、彼女をどうするか、という限りです。
ただ受け入れる、というには、人のような愛を到達点とするのなら、彼女の愛はあまりに未熟というか強烈すぎるけど、
それを、代をかけてゆっくり待つことはできる。
今生ではその愛を受け入れることはできないけれど、とりあえず、毎年会って、「人の時間間隔を体得してもらう」ことから始めよう、と言ってもらえました。
上位存在に毎年挨拶する年中行事みたいな。
まあバレンタインだもんね、ルペルカリアの年中行事だよね。



さて、
次GMの予定だけど
やろうと思っているネタふたつの重要ワードを両方とも先取りされた感がある。
いや、むしろ結び付けていけばいいのか。やっていこう。
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