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2021年09月18日15:33

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言葉のプロの実感

短歌の歌人84歳。新聞投稿の選と評もしている方のブログから。

中学校へ短歌の話をしに、何年も呼んでもらった。実作の時間もあって、おっ、というようないい歌に会うたのしみがあった。
作者にとっても、その年齢、その瞬間、でなければ出会えないことを言葉にして残す、という意義があった。

 言いにくいことながら、いわゆるキラキラとかいう、どうしたらこの字がそう読める?
教えてもらわなければ読めない名が増えるにつれ、短歌はまるで×になってきた。
文字や言葉に対する感覚が劣化したのだ、と私は思った。
 ついに、国語の教科書から短歌の単元が無くなるに及んで、私はお払い箱になった。
もしかして、短歌の滅びる時代に立ち会ってしまうのかな。寂しいはなしだ。


先日、去年とおととしの新聞投稿の短歌と評をまとめた冊子を送っていただいた。
歌より評を読むのが楽しい(*´▽`*)
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