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2017年07月12日23:27

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○「『終わった選手』の筈が…。」(カープ2017)

広島東洋カープ5-1横浜DeNAベイスターズ
14回戦(7勝7敗)
広島市民球場(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)

BY|000010000|1
C |00200030X|5

勝利投手 ジョンソン4勝2敗
敗戦投手 濱口6勝4敗

投手
(C)ジョンソン-今村
(BY)濱口-エスコバー-砂田-藤岡-平田

先発、ジョンソンは7安打を浴びながらも粘りの投球で8回1失点。
打線は丸の適時打で先制以降は沈黙も7回に岩本が走者一掃の活躍で突き放す。
先発の粘りが功を奏してオールスター戦前最後のカードを勝ち越す。
石原が球団史上13人目となる1500試合出場達成。
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一昨日の野村祐輔に続いて、昨年の主戦投手が意地を見せた形で踏ん張って勝利をつかみ取る事が出来ました。
一昨日も言いましたがやはり、最少失点で粘ってくれる投手がいれば明らかに苦手な相手でも勝機は見えてくるという事なのでしょう。
もっとも、今季、不幸な出来事から長期欠場と不振に見舞われたクリス・ジョンソンはこれをもって復活と考えるのは時期尚早。
元々、地力はある投手だけにこういう試合もいくつか見せてはくれるでしょうが、今季は基本的には6回までフラフラになりながら泳ぎ着くような投球が大半を占めるという予想は覆らないでしょう。
そういう事情と、今日からしばらく試合がないという状況を考えると1点差で迎えた6回2死1・2塁のチャンスでジョンソンに代打を出さずに続投させたのは前回に続いて明らかなベンチのミスに思えました。

しかし、それが大事にならず返って良い結果になってしまう訳ですから何とも運が良い話。

その立役者は7回も意地の投球を見せたジョンソンと、負傷退場したブラッド・エルドレッドの代走として入りそのまま今季初打席に臨んだ岩本貴裕の意外極まりない長打で異論はないでしょう。
その岩本。
正直に言わせて貰えば私は、彼に期待しているとか、していないとか以前にそもそも彼がベンチ入りしている事自体を失念していました。
というより、試合の速報を見た時に違う選手と名前を取り違えた誤記かと疑ったくらいです。
何故なら、私にとって岩本という選手は大変申し訳ないですが「戦力外通告を待つだけとなった元ドラフト1位」すなわち「終わった選手」にすぎなかったのですから…。
ですから、今日の彼の活躍は本当に予想外で驚いています。

とはいえ、それで彼への上記の評価が覆ると考えるにはあまりに彼は多くの時間を無為に過ごし過ぎました。
また、適時打を放った直後に見せたあの「八双跳び」もどきで故障したようにも見えます。

まあ、長いシーズンを戦っているとこういう忘れられていたお化けみたいな選手が姿を現して消える寸前のローソクよろしく派手に燃える事もあるという事なのでしょう。
岩本と彼のファンの方には改めて申し訳ありませんが、手のひらを返しようがない以上は、それしか今は言いようがないです。

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