mixiユーザー(id:36329446)

2020年09月18日15:42

26 view

外交の本質

■茂木外相、入国拒否解除の可能性に言及 時期は明言せず
(朝日新聞デジタル - 09月17日 01:54)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6234955


韓国政府に対する茂木新大臣の第一声が、ことのほか称讃されて「外交とは武力を使わない戦争だ」と息巻く方々も少なくないようだ。
確かに、外交の現実の姿は「武力を用いない戦争」と称されて然るべき態様を示している、と言えようか。
私も茂木大臣の言辞は、在るべき外交の本分として大いにけっこうなものだと思っている。

https://seijichishin.com/?p=46848&fbclid=IwAR0x-YyoeqWAeWAqEO-5_lwswUEj4jCVkucOLfwWJdz0_MTUiYfHp01KkJI

では、さて。
中学の子どもたちに「外交の本質」とは左様な「武力を用いない戦争」であると教導して良いのか、という問題がある。

これは、国家相互における「善意と信義・誠実への信頼」を大前提とする日本国憲法を、真っ向否定する態度にはならないのか。
憲法前文に組み込まれたこの美しい言葉は、憲法典全てを貫く基本理念であるからして、外交を戦争に準える価値観を容認するなら、9条云々以前にこの前文の改正が必要にならないか。

子どもたちにその矛盾を突かれたとき、返答に窮するようでは、それはもう教育の体を為さない。

さても、次代を担う子どもたちに、外交の本質をどう説くべきなのか。
つまり、どう説けば、彼等が次代において、より幸福度の高い社会を築けるのであろうか、という話である。

2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する