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2019年10月23日13:10

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この偏屈者のそれがしが、つんくは好きなのだ

つんく♂念願の結婚指輪を購入「15年目の節目」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5836015


彼が声を失ってから5年になる。
私の亡き父が、同じ喉頭癌で声帯を摘出したのもこの前後だった。
父の半分ほどの歳の若さで、かかる試練に立ち向かわねばならない彼には、父への勇気づけとともに、心よりエールを送っていたもの。もちろん今も。

シャ乱Qなるバンドを組み、モーニング娘のプロデュースで一世を風靡してた頃は、その金髪に染め上げた外貌と相俟って「いけ好かないヤツ」くらいのイメージしかなかったが、いつの頃からか、そう、Gacktと組んで「芸能人格付けチェック」なる番組に出演してた頃からか、なんとなく好感を持ち始めた。
が、彼の人となりを知ったのはガン告白を契機にしてのことで、それから彼という「人間」が好きになった。


声帯を失う衝撃は、歌手であるなら尚更のことであろう。
立川談志のようにそれを拒否して死に赴くのも一つの生き様だろうが、彼が従容として声帯摘出を受け入れたのは、なにより家族を思ってのこと。
そこにまず打たれる。
彼が人生に落胆することなく、明るい表情を絶やすことなく、そして家族を大切に思う、その姿には今更ながら「こういう男だったのか」という思い。かつての彼に対する自身の不明を詫びたいほどに。

言葉を発する伝達手段を封じられたまま、今後40年以上を生きて行くその辛さは、手術後、悄然としていた父を見ていただけに、よくわかるつもり。と言っては僭越か。

ともあれ、彼の「シングルベッド」は我がカラオケレパートリーにしっかりと加えたし、彼のTwitterのフォロワーにもさせていただいている。
そのTwitter、18日には「元気を出す」ことについて、実にいいことをツイートされている。
引き続き応援している。

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