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2019年09月23日21:33

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彼の真価はまだまだこれから。評価は早い。

■小泉環境相、本格外交デビュー「今日からの日本は違う」
(朝日新聞デジタル - 09月23日 17:22)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5799083

テレビでも、彼の演説には具体的な提案が何もなかった、と酷評する評論家は多いが、彼をこき下ろす者はこの短期間にどんな世界をうならす具体策を期待したというのか。

原発汚染水の会見でも、
「30年後の自分がどうだとか、福島の漁協のオヤジと飯食っただとか、核心的な話は何もできずポエムに逃げ回ってばかり」
などとボロカスだが、では、彼以外の誰が大臣であったなら、あの場で具体的な解決の方針を示し得たというのだろうか。
これ以上、汚染水(或いは処理水というべきか)を放置しておけない現状と地元の漁業関係者との板挟みの渦中にあって、しかも風評被害も招きかねない神経質な国際世論の中にあっては、私でもあの場での不用意なコメントは避ける。

むしろ、いずれは漁業関係者に因果を含めなくてはいけない、と思えば、ポエム的であろうとなんだろうと、漁業関係者と人間関係を作っておいて、「みんなの気持ちをよくよく理解した上での苦渋の決断、わかってくれ」と言える下地を作っておくことを得策とする深謀遠慮があるのかもしれない。

いずれにせよ、彼への評価はまだまだ早過ぎる。
彼の背負った環境問題は、昨今の日韓問題なんかよりもはるかに重要で、世界の意思統一に向けて難しい問題だと、個人的には思っている。

巷の酷評のなか、私は若い彼に大いに期待している。ぜひとも頑張っていただきたい。

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