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2019年02月19日13:08

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嗚呼、我は谷川浩司世代なり!

■藤井七段、史上2人目の朝日杯連覇 「成長できた」
(朝日新聞デジタル - 02月16日 17:11)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5501027

天才藤井先生については、もはや小生ごときが利いたふうな口をきくのも憚られる。
将棋への回想は、昇りゆく太陽以上に沈みゆく斜陽に気持ちは向いてゆく。


ロクでもない趣味を同じくする悪友たちから、土日は競馬以外何もしてないだろうとタカを括られているようだが、そんなこたぁない!細やかな家族サービスだってするし(させられるし)、日曜日の午前にはNHKのテレビ将棋対局はほぼ毎週見ている。
そのNHKトーナメント杯、先週の放映では、変幻自在の指し回しを見せた羽生先生が豊島二冠を降ろしてベスト4に名乗りを上げられた。
遠い昔に、千駄ヶ谷将棋会館のエレベーターで乗り合わせ、おそるおそるお声を掛けさせていただいた時からの大ファン。(「頑張ってください。応援してます」「ありがとうございます」たったそれだけの言葉を、羽生名人と語り合ったがごとく吹聴した罪をお許しあれ。)

往年の羽生先生の圧倒的な強さを知る小生には、いまだ無冠転落が信じられないが、微塵の衰えも感じさせない指し回しに嬉しいというよりホッと安堵した。

これで準決勝に勝ち上がったのは、森内・丸山の両九段に、準々決勝最後の一戦、広瀬竜王VS郷田九段の勝者となる。
郷田九段が勝てばベスト4はすべて羽生世代のライバルたち。10年前のトーナメントかと見まごう組み合わせである。
これは我々オールドファンには嬉しいこと。
欲を言えば、さらにその10年前の世代の今一度の活躍を。
谷川先生は今回もかなりいいところまでいったが、同世代の面々は何をしておる。
地道流高橋道雄、地蔵の南芳一、攻め100%塚田泰明、受ける青春中村修、そして島研座長にして初代竜王の島朗、の各先生方はいずこにおられる。
C2クラスでかろうじて命脈を保ってらっしゃる先生もおられるそうな。
光差す大舞台へ、方々の奮起を!
って、藤井くんを筆頭に天才10〜20代がゴロゴロひしめく将棋界、五十代にはやっぱり酷というものか。
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