ある酔客の会話が、、、

■韓国大統領が日本批判「政治家が争点化、賢明ではない」
(朝日新聞デジタル - 01月10日 12:15)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5451140

さる場末の赤提灯。ふと、こんな会話が聞こえてきたのは、したたかに酔うた自分の妄想だったのかもしれない。


「しっかし、韓国政府も自らの首を絞めるだけの下手な外交を延々と続けているねえ。」

「そりゃそうしないと、国民に突き上げられるもんな。黒を白と言い張ってでも、とにかく日本に頭を下げさせる。それができない政府は、韓国国民にとってダメダメ政府ってことだ。」

「諸外国は自分たちの国をどう見ているのか、まるで考えてないのか、あるいは考える頭がないのか。頭が悪いとしか言いようがない。」

「そそ、でも頭が悪いのは韓国政府というよりは、愚かな突き上げをする国民だな。為政者も自国民の火病が何より怖いのだ。」

「そうだな。大統領のムンくんは最強の板挟み人生ってやつか。
米国と中国との分厚い板に挟まれて汲々してるかと思えば、自国民と諸外国という板の間でも押し潰されそうだ。
心許せる友を３８度線のすぐ向こうに求めているみたいだけど、心許したら酷い目に遭わされること請け合いの相手だよ。」

「そんな哀れな板挟み国家にさせてしまったのは、自ら撒いた愚かな反日教育なんだが、そのことには未だ百年は気づかないだろうね。」

「ということで、ぼくは思うんだが、日本がなにかモノを言う相手は、直接当事者の韓国とはしないほうがいいね。自らの正当性の主張は諸外国に向かって語ったほうがいい。
諸外国に、韓国という国は正論が通じない国、異質な国、アタマのおかしな国、という認識をどんどん持ってもらう作戦に徹したほうがいい。どうせ、あの国になに言ったって無駄なんだし。」

「諸外国に、日本もあんなのに絡まれて大変だね、と思ってもらえば勝ちってわけか。」

「そういうこと。『徴用工に賠償金払えって？賢明な諸外国のみなさあん、このキ●ガイ、なんとかしてくれません？』
『いやあ、おたくも変な隣人持つと苦労しますなあ』
と、ここまでもって来れれば大成功、あとは無視しておけばいいよ。
あるいは、そんな隣人にも鷹揚な寛容を示して懐の大きさを見せつける手もあるが、これは諸刃の剣だな。」

「さすがにキ●ガイはイカンだろ。大人の物言いをしなきゃ。
でも、そのためには、中共以外の国を敵に回しちゃダメだな。」

「それよ。だからたいした大事ではないにせよ、昨今の欧州との微妙な摩擦を憂いとるわけよ。
鯨の問題はまだしも、ゴーンさんのほうね。
有罪が確定する前の段階で、冷たい拘置所にあんなに長期間拘留するのは、欧州人の価値観からすると異質でしかないようだよ。」

「うむ、確かにな。逃亡や証拠隠滅のを防ぐという趣旨で、刑事訴訟法が定める規定に則ったのだろうけど、年に一度の正月も冷たい拘置所に閉じ込めたままっていうのは、とりわけフランス人から見たら人権に悖る野蛮な法律に映るかもしれないな。
やっぱりアジアの同族か、と中国などと同一視されるようなことがあっては断じてならん。先の対韓国の戦略だって瓦解する。諸国から『韓国とはどっちもどっち』とされたら目も当てられんぞ。」


「ゴーンさん、逃亡はともかく、証拠隠滅を心配するなら、せめてちゃんとしたホテルに軟禁する、とかできなかったんだろうかね。
まあ、そこが法律の融通の利かないところなんだろうけど。」


っと、「お客さん！」って呼ぶ声がして我にかえった。
どうやら、もう店を閉める時間のようだ。