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2018年11月15日11:18

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現代のモラルの低下はどの世代にも言えることだが

平日午前9時半、地下鉄丸ノ内線新宿駅。
到着した車両は、いまだ通勤ラッシュの名残りでかなりの混みよう。

ホームに並ぶ列の最後尾から車内に乗り込んだが、なかなか奥には進み難い密集ぶりのため、そのままドアからほんの少し内に入った処に立った。
と、発車ベルが鳴り始めたときに金髪に染めた若い女が一人、私の目の前に飛び込んできた。私は少し一歩二歩奥側に身を引くと、女はドアギリギリの場所に立ち、さっそくスマホを見始めた。

都会の電車というものは、いつも眉を顰めるばかりなのだが、後から後から人が走り来て、発車ベルが鳴り終わってもなお無理に乗り込もうとする不埒者で溢れ返っている。
で、此度もやはり、発車ベルが鳴り終わらんとするタイミングにまた一人、今度はショートの二十代も前半とおぼしき女が飛び込んできた。

先にドア際に立つ金髪女の正面から乗り込もうとするが、なんとその金髪女が一歩たりと奥に退こうとはせず、頑としてドア際に立ちはだかって動かない。
後から来た女は、やむなく、もうひとりドア際に立つ痩せた若い男の方へ身体の向きを変え、背中から強引に我が身を押し込むと、先の女と並んでドア際の位置を確保した。

そして、さらにひとり。
ベルが鳴り終わり、まさにドアが閉まらんとする寸前に息を切らして飛び込んで来た大柄の男。
ドア際に陣取る二人の女には、退いて大柄の男を入れてやろうという気は毛頭ないらしい。
頑としてそこを動かじとする女二人の脇を、男は強引に割り込み、ドアが閉まるギリギリに私が居る奥まで身をねじ入れた。
そして、後乗りの女の方も、何食わぬ顔で先乗り女と並んで、スマホをいじりだす。

これが今朝目撃した不快極まる光景。
なんという自己中か、なんという醜さか。
いや、それでいて、顔立ちはキレイなお嬢さんなのだ。
一人二人を見て全体を決めつけてはいけないが、もし私が30年も生まれてくるのが遅かったら、間違いなく生涯独身を貫いたであろう。

この手の輩は、女側から見た男にも同じだけ蔓延って居るのだろう。
少子化の原因は、案外こうしたところに在るのではないか、と思ってしまった。


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