本を出す？

昨年の10月頃から、
今年の1月にかけて
うちらは物書き夫婦みたいになってた。

実は将軍さまに
本を出さないか、
という話が降って沸いた。

本といっても自伝的エッセイ。
前からHPに載せていて
仲間内で好評だった。

言い出しっぺは益田さんで
しかも知り合いの編集長に
話したら乗り気だ、なんて言う。

ホンマかいなと半信半疑ながら
「日本人から見て
おかしいとこ直して」
と言うので私も参戦。

二人で家にこもり
推敲に推敲を重ねて２週間。
それから益田さんも、手直し。

私も作文には自信あったけど
意外と推敲は大変なんよ

A4にして30枚くらいの
第一弾原稿を送ると
まずはボリュームが足りない
と言われ。。

さらにあれやこれや書き足し
また推敲し約50枚ほどに
なったところで

コロナで延び延びになってた
編集長&益田さん&将軍さま
の三者会談が銀座で実現した。
（豪華会食ではなく
知り合いの画廊でお茶のみ）

しかし実はまだ
まな板にも乗ってなかった。
これからその人が
企画会議にかけるのだという

原稿を渡せば、
あとは寝て待ってれば
本が出来てくる、と
考えていた将軍さまはガッカリ。

本出すって結構大変なんね。。
初めての経験でいろいろ勉強になったわ
、、なんて
ありがたく思えないほど大変だった。

実はホントに大変だったのは
将軍さまの気乗りの点だった
益田さんが協力のつもりで
あれ書け、これ書けと
提案するや、ことごとく反抗期。

人に言われると
とたんに書きたくなくなるみたい
私も益田さんに加勢して
説得しようものなら、
余計カタクナになる。

いやむしろ、それは絶対書かない！
となるのだった

こんな大きな出版社から本出すなんて
普通じゃあり得ない！もったいない！
なんでも書けばいいのに！と私は思うけど
そうはいかないんだねぇ。。

出ることが決まってから
ここに書こうと思ってたけど
こうなると、最後まで
辿り着くかどうかもわからん。
いやむしろナイかも？

もしなくなったら、
これまでの私たちの、いや私の
努力は全く無きものになるのが
口惜しい。

、、てなワケで今書いてみた。

まあ万が一
出版にこぎつけるようなら、
またお知らせします。

今はすっかり気持ちはしぼんでる。
ただ、漫然と
待ってるのみなんだ。