ダ・ヴィンチの夢とタコス

こないだP友達と久しぶりに
代官山に行って来ました。

本当は「旧朝倉家のお屋敷」を
拝見する予定だったが、
生憎お休みだった

でも意外と穏やかな日和だったので
ぶらぶらしてても良かった。
そして次の目標、造形大学が主催の
「夢の実現展」というのを観に行った。

ダ・ヴィンチの描きかけの絵を
完成させたり、
修復不能となっている絵を
修復したらこうなるであろう、と言う展覧会だ。

もちろん本物の絵は1点もない。
時代や文献から考証して
デジタル処理した原寸大の写真や、

ダ・ヴィンチの残したデッサンを基に
作った彫刻、
あるいは軍事機械のミニサイズ
などを展示したものだ。

造形大は東京の五美大には入るが
ムサビ、多磨美、女子美より
影の薄い大学だし
まあ学生が作るものなので
そんなに期待してはなかった。

しかし、着いてみると、
ちょうどガイドツアーが始まったところで

その人垣の向こうに見えた先生は
なんと池上先生だった！
注：池上彰ではありません
池上英洋

池上先生はイタリア美術史家で
レオナルド研究の第一人者なのである。

ちなみに日本ではダ・ヴィンチだけど
イタリアではレオナルドと言う。

なぜならレオナルド・ダ・ヴィンチとは
「ヴィンチ村のレオナルド」と言う意味だからだ

池上先生は3年前
ラジオのイタリア語講座で
イタリア美術解説の担当だったので
その声はよく知っていた。

そして今年は
ダ・ヴィンチ没後500年で、
イタリアやフランスで
大々的にイベントが催されているし、

先日、レオナルドの真筆、とされ
出品された「サルバトール・ムンディ」が
508億円で落札されたこともあり、

先生はBSテレビで大忙しだった。
どれも私は録画して見てたから
うお！と
急にテンション上がった

最後にはパンフレットに
サインまでしていただいた

もちろんレクチャーも有意義なもので
いろいろ知れて良かった！

それに大学主催だから
入場料もパンフも無料でgood
どうやら池上先生はこの大学の
先生でもあるんだね

それからぐるぐるしながら
ビルの9階にあるお店でランチした。

写真の丸い物は保温のために
4つ重ねた箱に入った
トルティーヤです。一人3枚あったよ。

美味しかった！けど
ポテトも大量に付いてて
食べきれんかった

とにかく、
楽しかった〜です。