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2022年05月15日18:06

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敵の印

毎度、私が「戦争」と言ったら
某国が隣国に侵攻することではなく、
庭にはびこる特定の植物を排除する戦いのことなんである。
平和だ。



1月2月のうちから生えてくるものも有れば、
3月4月に花咲くもの有り、また、
5月半ばの今この時期に芽を出し伸びてくるものが有る。

今、私の主要な敵は
ドクダミとヤブカラシとトコロである。

ドクダミは春のうちから出てきているのだが、
今また新しく芽を出すものも多い。

つぼみを付け始めているものも有る。
日陰のドクダミに白い花が咲くのは、ちょっと明るくて嫌いではない。
けれど、
暗いから気付かなかったけれどこんなに生えていたんだ!と驚かされる。

花が咲く頃にはずいぶん伸びている。



葉で栄養を作るわけなので、葉が多く付くと成長が早まる。
大きく育てば育つほど、さらに大きく育ちやすいわけだ。

だから、なるべく小さいうちに取ってしまいたい。
今せっせと取って、見落としたものには6月に白い花が咲き、
花が目印となって取る、といった具合になるか。

敵の旗印ならぬ、花印ってところか。

ただ、雨の多い季節になると、草取りをしたくなくなる。
土は重たいし、蚊も増える。
今のうちが勝負だ。



ヤブカラシは地下が本体だ。
細い根茎が、何年もかけて太く成長していく。

太い本体からは、太い蔓が伸びる。
何年もそこにある太い根茎は、抜きにくい。
抜きにくいから何年もそこに在るわけだし、
何年も在るから太いし、太いから抜きにくいし。

卵が先か鶏が先か。

卵のうちに取るのがやはり楽なんである。
ひょろっとした芽が出ている所を掘り起こし、
芽が浮かび上がったら、根元に手を突っ込んで、
根茎を探り当て、しっかり掴んで引き抜く。

根茎の伸びている方向に合わせてまっすぐ引くと、
けっこう切れずにうまいこと抜けることが多い。

切れてしまってもいい。
切れたら切れたで、次の部分をまた引き抜けば良い。
長いと、所々で別のものの根に引っ掛かって抜きにくかったりする。
短くするのも作戦の一つになる。



そうやってヤブカラシを引き抜いていくと、
木の根元に残ってしまいがちだ。
木の根元をくぐっているヤブカラシを引っ張って切れてしまうことが多いのだ。

だから、木の根元からヤブカラシの芽が出ることが多い。
木の幹と根が邪魔で、ヤブカラシが抜きにくい。
まあ、これも少しづつでも引き抜いていく。
途中で切れてしまっても仕方ない。
切れて残った根茎は土に埋もれて所在が見えなくなってしまうが、
これからまた芽が出てくるので、居場所が分かる。

切れてしまって見逃したら、また芽が出てきた時に続きを抜けばいい。
そういう長い心構えで戦う。

目印ならぬ、芽印ってところか。
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