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2021年07月18日20:17

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祝推定誕生日

飼い犬ウーゴくん去勢オス5歳。
昨年10月初めに保護団体から引き取った。
びびり。

初めての人、場所、物がすべて怖い。
家の中では、部屋の中に置いた自分用のマットの上で
一日中寝ている。
ウーゴ、動かない。

夏になって、一ヶ所で寝ていると暑くなるので移動するが、
もう一枚のマットに移るだけのことだ。

23℃の夜でもハアハア言っている。
今後、熱帯夜も有る。
夜中に犬が横でハアハアうろうろしていたら
私も眠れやしない。



2016年の10月18日に保護されたそうだ。
それから、家庭犬として飼われることができるようになるまで、
4年近くかかったわけだ。

一度は老人施設のセラピー犬の候補に上がったことも有るそうだ。
しかし、初対面の人にとにかく緊張する。
人に馴れるまでも時間がかかる。

撫でてもらうことは好きだが、
あんまり距離を詰められることはイヤだ。
施設には色々な人の出入りが多いから、
ウーゴに耐えられる環境ではなかっただろう。
毎日オシッコちびりまくってお荷物になっていたかもしれない。

保護された時に、生後3ヶ月くらいだったという。
そこで、誕生日は7月18日ということになった。



以前、オスとメスのきょうだいの犬を飼っていた。
女王と下僕の関係だった。
女王は激しい性格で、太く短く生きた。

どうも様子がおかしいと思ってから3ヶ月後には死んでしまった。
盗み食いをしたり、家から脱走したり、他の犬に怪我をさせたりと、
とかく問題が多く、飼うのにはたいへん気を遣った。

それは内弁慶の裏返しでもあった。
旅先の初めての土地では緊張してリードを引っ張り続け、
便秘してしまうという面も有った。
3、4歳くらいまでは私の胡坐の中に乗っかって丸まって寝た。
抱っこされるのも好きだった。
自分が一番かわいがられて当然という気位の高さとも言えた。

11歳の誕生日まであと5日という、2016年の7月20日に息を引き取った。
息のあるうちに私は語りかけた。
もし、私を飼い主としてまた望んでくれるなら、
また日本のどこかに生まれなさい。
私が絶対に見つけてやるから。と。

そう言ったけれど、
のこされたオス犬はやっと落ち着いて自分のペースで生活できるようになった。
彼のその生活も守ってやらなければならない。
生き残りオス犬ジーロくんは15歳と1ヶ月生きた。

本当は、メス犬カバサのほうが独占欲も有ったので、
単頭飼いのほうが向いていただろうとは思う。
一頭で飼っていたら、彼女の生活はずいぶん違っていて、
もっと満たされ、心穏やかに過ごせたのかもしれない。



死んだカバサは肉体から解放されて、
久しぶりに思いっきり走ったのではないか。
気付いたら広島まで走っていて、
そこでその日のうちに適当な母犬から生まれたのではないか。
そして3ヶ月後に保護され、4年後に私が見付けた。

なんてなふうに思うこともできる。



ひんやりするジェルマットを買ってやった。

でも、初めての物は怖いのである。
まるで乗らない。
ひんやり気持ちいいのに。
私が使うことになるのか?
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