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2021年04月09日09:40

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鉄板女酒場どろぶね改装 天板を塗る篇

[あらすじ] 営業自粛期間中に改装するのでDIYできる方お願いというツイートを見て、
新宿二丁目の女性専用バー、鉄板女酒場どろぶねに協力することになったよ。
黒いカウンターの上に新しい天板を貼ったよ。
https://blog.goo.ne.jp/su-san43/e/ca2623ece5c977403ba82c92cc7f352d

カウンターの色はどうするか。
上に置くワイン箱の棚は色を塗るか。

ワイン箱はそのものの色を活かしたほうが、雰囲気が出るだろう。
そうすると、棚は白木っぽいから、カウンター天板は赤みのある明るい茶色が良いか。

ホームセンターの塗料のコーナーには、色見本の板が有る。
けれど、どういう板に何度塗るかによって、発色はずいぶん違う。

ある程度落ち着いた雰囲気を出したい。
色見本を見て、明るめの茶色の「チーク」を選んだ。

一度塗りしたのが、上の写真である。
色見本より、黄色い!
もとの板がかなり白いせいか、ひたすら黄色い。
これは、明る過ぎやしないか。


この時ちょうど、高さを合わせて切ったワイン箱をお店に運び込んだので、
カウンター上に仮に置いてみる。
すると・・・

こっ
これはっ
これではまるで寿司屋ではないか!!!

カウンターの中にいる白い帽子をかぶった大将が
「らっしゃい!
何にいたしやしょう」
と言うのが聞こえる。聞こえるてば。

したり。ここは新宿二丁目の女性専用バーなのである。
あまりに方向性が違う。

ううむ。
赤めのニスを買ってきて、重ね塗りするか。
刷毛ムラが出ないかなあ。
新たな色で二度塗りするか。
ううむ。

「ローズウッド」と迷った末、赤茶色の「マホガニー」色のニスを買い足した。
なんということだろう、塗ってみるとそこは一気に
老舗バーに変身した。

落ち着いた雰囲気である。
聞き上手のバーテンダーが静かにシェイカーを振っているのが見える。見えるてば。

落ち着き過ぎたかなあ…。
どろぶねの常連さんてもうちょっと若いような…。

色というのは店の雰囲気を決めるものだとつくづく思う。



壁はオーナーSさんが塗っていた。
白ペンキに青ペンキを適当に混ぜて、塗っている。
適当である。

よーく見ると、厨房の背後の壁は均一の水色に塗られている。
誰かが手伝ってくれたのだろうか。
きれいである。

後々思うのだが、Sさんの塗った壁はムラが有るのだけれど、
そのおかげで奥行が出る。
均一の水色で塗ると、壁は平らな「面」になる。
部屋が箱のようになるか、空間として広がりを持つか、
壁の塗り方で違いが出る。
さすが油絵科出身だと思う。っていうか天然?
あの自然な塗り方は、なかなかできない。私にはできない。



さて、この上にワイン箱の棚を取り付ける。
そこにメニュー立てを付けたい。

つづく
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