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2021年01月22日10:27

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しもやけできたのさ

足にしもやけができた。



小学生の頃、足にしもやけができた。
肌がカサカサになって、ちょっとあかぎれができて、
全体にむくんで腫れて、かゆい。
押すと痛いので、しゃがんで指の付け根が曲がった時なども痛い。
手の甲にも少しできた。

40人くらいのクラスの中で、同じようになる子が数人いた。
女子ばかりだったように記憶している。

栄養不足も原因になるというが、
私や同級生たちは栄養不足ではなかった。
むしろ運動不足の子たちだったのではないかと思う。

白のソックスを履いて、
白の上履きを履く。
上面が大きく開いていて、幅のあるゴムバンドが一本横に通っている、
「バレーシューズ」と呼ばれるあの靴だ。

むくんで腫れた足の甲が、靴の上に盛り上がる。
症状のひどい子と、盛り上がりの比べっこをしたっけ。



今の私の主な運動は、朝の犬の散歩になっている。
ただ、それが同時にしもやけの要因でもある。

一日のうち、一番気温が下がるのは日の出前の頃だ。
日の出の一時間くらい前から空が白み始める。
ちょうどその頃、散歩に出かける。
そして、ドッグランに行く。

ドッグランは広い。平たい。
ぽつりと樹木が植えてある。
雑草も冬場は枯れ果てている。
吹きっさらしである。

放射冷却ここぞとばかりに冷える。

リードで犬を繋いで移動するうちは歩くが、
ドッグランに連れて来て犬を放したら、
自分は歩く必要は無い。
うっかりじっとしていると、
長靴の中で足はどんどん冷えてゆく。



スノーブーツでも買えよ、という話だが、
そこまででもないだろうと思っている。
そのくせしもやけにはなっている。

百円均一ショップに行って、中敷きを買ってきた。
片面がアルミで、もう片面がフリース地になっているもの。
これ一枚では弱かった。
効果は有るのだが、なんせ薄いので、
長靴の中で動いて、歩いているうちにいつの間にやら
足首のほうまで上がってきてしまう。

もう一組買った。
片面が金属で、もう片面がフェルト地になっているもの。
前に買ったものと、金属面同士を接着して、一枚にした。
これならしなやかに動いて上がってきてしまうことも無かろう。

という作戦はうまくいった。
が、冷えのほうが勝った。
毎朝、冷えきることで、足先の血行はかなり悪くなったようだ。



そもそも、一年近く前から、足の親指の内側の感覚異常が有った。
触っても、なにか一枚挟んでいるような感じで、鈍い。
左から始まったが、ほぼ左右対称の症状だったので、
足の血管の問題が原因とは考えにくい。
ああこれもメンタルか、と思い、経過を見ていた。
6月末に母87歳パーキンソン病ヤールIV要介護5が
特別養護老人ホームに入居して、かなり生活が変わったからだ。

なかなか症状に変化は表れなかった。
症状が遅くに出てきたということは、
そこまでに時間がかかっているということだ。
時間がかかったのは、原因となるものの悪化が必要だったとか、
他の原因も重なってやっと症状が顕在化したとか、
そういうことだろう。
そういうものは、おさまるのにも時間がかかる。

感じとしては、さほどこじれてはいないと思うので、
経過を見ていたわけで。
夏の終わり頃にも、風呂に入っているのに
親指の内側だけいつまでも真っ白、ということに気付いた。
風呂で血行が改善しないとは、よろしくない。



まあ、そんな基盤も有ったので、今年は足が冷えやすかったと言えそうだ。

自分で治療すべえ。
鍼灸に、刺絡という技法が有る。
専用の鍼を使って、ちょいと皮膚を傷付け、
そこから血を絞る。

しもやけのように、血液が鬱滞している場合、
刺絡をすると、どす黒い血がぴゅーぴゅー湧き出てくる。
これを抜いてやると、すっきりして、ぐっと症状も改善する。
たのしい。



とは言え、
朝の散歩の時はもう一枚あったか靴下を重ね履きして出ようかな。
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