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2020年10月28日08:15

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犬兄弟

「急ですが、今日、マロを連れて行こうと思うのですが、ご都合いかがですか?」と
朝、ラインが入った。

ジーロの兄弟が、隣の市でまだ生きているのだ。



ジーロは8月末に15歳と1ヶ月で死んだ、前の飼い犬だ。
仔犬7匹と母犬をウチで預かったところから飼い始めた。
母犬と仔犬たちはそれぞれ里親さんに引き取られていった。
私は唯一のメス犬と、最初の里親さんから返されてしまったジーロを飼うことにした。

友人の友人である人が隣の市に住んでいるが、この人が2頭引き取ってくれた。
7匹のきょうだいのうち、4匹が近くで会えるなんて、ステキなことだ。
若いうちはたまに一緒にドッグランに行って遊んだりした。
そのうちに足が遠のいてしまった。

ウチのメス犬が4年前に死んだ。
その1年か2年後、隣市の1匹が死んだ。
7匹の中でも、この2匹はよく似ていた。

そして、ジーロとマロもよく似ている。



数年ぶりに見るマロは、すっかり白髪になっていた。
肉芽腫だか疣贅だかが顔や耳にできていて、
腹には脂肪腫がいくつかできている。
白内障は軽いほうか。

しかし毛艶はとても良い。
ブチの黒がてらてらと美しい。

マロの頭は、ウチにいた仔犬の頃は黒かった。
それが、成犬になったら茶色になった。
犬にはよくあることだ。
色の違う犬になるので、ビックリする。

ジーロは白地に茶色のブチの犬だったが、
よく見ると黒い毛が有った。
黒い毛は黒いままだったが、茶色の毛、特に頭の毛が白髪になった。

「頭の富士山が無くなっちゃった」と飼い主さんが言う。
ジーロも後頭部に富士山型の白い部分が有ったが、
茶色のブチが白髪になって、うやむやになってしまった。
雪空の白富士ってところだ。



ジーロのほうが肢が長く、全体に細かった。
マロのほうが少しがっしりしている。
けれど、骨格がよく似ているので、動きがそっくりだ。
歩き方が同じだ。
笑った顔が同じだ。
2ヶ月前に死んだ自分の犬の姿がどうしても重なる。



3週間前に飼い始めたウーゴも連れて行った。
年寄りの犬はしつこく遊びたがったりしないので、ちょうどいい。
ウーゴもマロと挨拶を交わすことができていた。

余裕ができたのか、ウーゴは行ったり来たりして、
回って回って回って、ウンコをした。
朝の散歩以外でする珍しい排便である。
ドッグランに来たらする、という感じなのか。

朝もしてある上での昼のウンチなので、
いつもの状態よりやわらかい。



他の兄弟はどうしているだろう。
ウチのメスは母犬の気性を継いで似ていたから、
母犬ももう死んだだろうか。
あとの3匹のオスたちは、ジーロやマロに似ていたから、
おっとりと長生きをしているんじゃないだろうか。
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