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2020年08月07日17:59

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モコモコ続く

[あらすじ] 母87歳パーキンソン病ヤール4要介護5認知症状少々、
6月末に特別養護老人ホームに入居した。

パーキンソン病は、不随意運動がうまく働かなくなる。
無意識の動きができにくくなるのだ。

だから、ヨダレが垂れる。
唾液が多くなるというより、普段、無意識で飲み込んでいる、その動作ができなくなるので、
口の中に唾液が溜まってしまうから、垂れるのだ。

食べ物を口の中でうまく咽へ送り込み、全てのみ下す、などというのも
無意識の動作の一つだ。
それがうまくいかないので、口の中の食べかすも多い。

それがあいまって、食べかすの多いヨダレが垂れる。
母の行動範囲は、栄養の有る粘液が付く。

手にも付いている。
その手で触れた所にも付く。
衣服にも付く。



介護ベッドに近い所に、衣服を置けるようにしていた。
ハンガーラックを置いて、服を掛けられるようにしていた。

入居後、見ると、母が服を整理してあった。
大きい紙袋に、服が入れてある。
ひとまずは特養に持って行かない分。
ハンガーラックに残っている服も、持って行かない分。

やっと、その分を片付けることにした。
他の片付けに追われていて、後回しにしていた。
まあ、着ていない服だから、いいだろう。
と、思っていた。

片付けてみると、そうでもなかった。
汚れた服も、きれいな服といっしょくたにしまってあった。
汚れた服の汚れた部分は、カビてしまっている。

いくつかは捨てることにした。
お気に入りで、擦り切れてしまっているものも有る。
擦り切れるほど気に入っていた服を捨てるのは、イヤなものだ。
よく分かるが、
カビてしまったら、捨てる決心が付く。



大きな紙袋の中は、靴下が一杯入っていた。
古いものも、入居に向けて私が新しく買ったものも、ごちゃ混ぜになっていた。
どうも、新しい靴下も履き慣れた靴下も、数が少ないと思った。

少ないと思って買い足すと、思いがけない所にしまってあったりする。
困る。
靴下も寝間着もそんなこんなで数が増えている。
サンタ来い。いつでも来い。



古い椅子も、いくつか捨てた。

長梅雨の間に、カビた。
しっかり拭いたり、洗ったり、アルコールで拭いたりするが、
繰り返しカビる。
壊れかけた椅子、重い椅子は棄てることにした。

古い座卓を、まずは一つ捨てた。

猫足で、とても重い木でできているから、ちょっと良いものだと思うが、
なんせ、古いので、組みがガタガタに緩んでいる。
直せる気がしない。



長かった梅雨が明けて、
掃除がしやすくなった。

洗った物が、乾く。

洗う気にもなる。
何でも丸洗いしてくれよう、という気持ちになる。

湿気はマシになったが、気温が上がったので、
カビはまた生えてくる。

当分、カビとの闘いは続きそうだ。
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