[あらすじ] 台所の混合水栓のレバーを90°間違ってがっちり固定しちゃったよ。
水のつもりでお湯が出て、不経済だ。
それに、レバーを上げると水が止まり、下げると水が出る、
阪神淡路大震災以前のタイプ、推定1994年製だ。
交換しよう。
そうしよう。
ここまでで分かっていること。
・混合水栓 つまり、湯と水が一本の吐水パイプから出てくるタイプ。
・シングルレバー つまり、湯と水の割合を一本のレバーで調節するタイプ。
シンクの向こっ側から立ち上がるように生えるタイプの水栓も有る。
シンクの奥行に余裕が有るとか、シンク下から配管が来ているのだろう。
我が家は、家の外壁沿いに水道管が立ち上がっていて、
壁を貫いて配管が通って、壁に水栓が付いている。こういうのを、
・壁付き という。
我が家のシンクは、なんだか大きい。
とても横に長いシンクで、左半分が水切りになっているのだ。
水切りは左右にスライドさせることができる。
しかし、上にごちゃごちゃと物が載っているので、滅多に動かさない。
だから、水切りの下のシンクに、汚れが溜まる。
母は、適当に水を流して洗った気になるのだが、
それだと、食べ物のかすなどをシンクの奥に追いやるだけになる。
結果、かえって汚れが溜まる。
汚れが溜まれば、カビたりゴキたりナメたりする。やれやれ。
※
シンク全体を掃除しやすいように
シャワーホース付き水栓にしたい。
店頭で商品を見たら、シャワーヘッド部分がやけに大きい。
それに、シャワーヘッドがプラスチック製だ。
水栓の先が常に大きなプラスチックのシャワーヘッドというのは気に入らない。
もっとシュッとしたデザインの物がいいなあ。
シンクの奥から立ち上がる水栓だと、シャワーホースがシンク下の裏に入るので、
表向きがたいへんスマートである。いいなあ。
我が家の場合は壁付なので、どうしてもシャワーホースが垂れ下がる。
シャワーホースは柔軟性を出すために、蛇腹のようになっている。
あーあ、ここがすごく汚れるだろうな。
でも、全体が掃除しやすいほうが良い。
やっぱりシャワーホース付きにしよう。
探したら、ヘッド部分もステンレス製で、あんまり大きくなく、
シャワーと直噴と切り換えられる商品も有った。
いいねアンタ。決めるぜ。
・シャワーホース付き
※
シャワーヘッド型でステンレス製の物も有ったが、
やはり切り換えられたほうが良いし、
シャワーヘッドが大きいのはダサいと思うので、却下。
他にも、まっすぐで長い吐水パイプの途中に関節が有る、という商品も有った。
人の腕のような感じである。
これもなかなか長く伸びて良いが、
まっすぐ伸ばしてシンクの外に水をジャーーーと
母がやってしまう様子が脳裏に浮かんで、却下。
まあ、選んだシャワーホース付きの物にしろ、
母には「ここが外せてシャワーが伸びるよ」なんてことは、
教えない。
どんな使い方をして床ビチョ事件が発生しないとも限らない。
※
さて、壁付水栓を選ぶ際にとても大事なのは、
サイズが合うか、である。
壁から出ている配管の幅に、商品が適合するか。
壁から出ている配管から、ソケットという管を経て、本体を取り付ける。
ソケットの斜めになっている角度を調節することで、
本体への管の幅を合わせることができるわけだ。
ただ、本体の幅やソケットの長さによって、
壁からの配管の幅に届く限度が有る。
ここがチェックポイントだ。
・取り付け可能な幅
写真は、本体を取り外したところ。
「ハ」の字のソケットがよく見える。
斜めの角度をもっと下げれば、管の幅は狭くなり、
角度を上げれば広くなるわけだ。
これは、取り付けの際に大きな注意点になるが、
その話はまた今度。
つづく
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