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2020年01月29日18:36

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ショートステイ初日 柑橘篇

自分の判断に、自信を無くしつつある。



朝、上の一行だけを書いて、
その後はショートステイに母を送り出す準備と、
送り出してからの片付けと掃除と洗濯に追われていた。

[あらまし] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々。
2ヶ月に一度、10日間のショートステイを利用している。

生活の中の様々な事について、考えて、選択して、判断している。
ここはこうしようね。といったことを、母に伝えるが、
このところ母はそういった新しいルールに対応できない。
いや、まるでできないわけではない。
しかし波が有って、混乱する時が有る。それが増えてきている。

すると、何事につけ、時によって色々な対応をする。
何かについて、決まった対応をすることは、簡単だ。
いちいち考えて選択して判断したりせずに、行動できるという意味で簡単だ。
事に当たって、その度に「これはどうするんだったっけ」と、
いちいち考えて、選択して判断して行動に移していたら、毎日の作業だけでひと苦労だ。

母は、そういう状態にあるのだ、と思う。



そういうふうに理解したとしても、毎度々々色々な対応がしてあると、
こちらもそれに対していちいち対応せねばならんので、たいへんだ。
毎日違うことが起きる。
とは、介護の現場で働く人がよく言うことだ。

一定しない反応に、その度に対応する中で、
冒頭の「自分の判断に、自信を無くしつつある。」という感覚が出てくる。
何やってんだかよくわかんなくなってくるのだ。

認知機能の低下している本人の混乱の中に、ちょいと巻き込まれている
とでもいった状態だろうか。



毎日違うことが起きる。
だから面白い。
とも言う。
それはやはり、仕事として、職場で接するから言えることなのだ、と思う。

母にとっての家は、私にとっても家であり、
やはり、くつろぎたい。



と、いうわけで、今日から10日間のショートステイが始まった。
作業量が多い!鬼!鬼多い!
洗濯して掃除して片付けして掃除して片付けして洗濯して

犬のトイレの掃除にとりかかっていたら、お隣の庭から呼ぶ声がした。
朝、犬の散歩から帰る時に、お隣のご主人がデイサービスの車に乗って出かけるのとすれ違った。
16時頃から、奥さんと庭で話す声が聞こえていた。
「レモン持ってって。」と奥さんが言う。



あら喜んで。
庭にお邪魔する。
おや豊作ですね。
「こっちは夏蜜柑。上のほうにまだ2個有るのよ。
でもお父さんも取れないし、娘が来ても夜来て朝には出るし。
長い鋏がそこに有るのよ。」
それじゃ、ひと仕事して遠慮なく頂きますね。



今回のショートステイ中は、庭木の剪定がテーマであったが、
スタートは隣家の柑橘の収穫であった。

いただきます。
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