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2019年02月22日08:39

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色とジェンダー

[あらすじ] 今まで敬遠してきた事をやってみよう。
難しくてできないと思っている事、怖い事、馬鹿々々しいと思っている事などなど。

[あらまし] 私は身体的には女性だが、
自分で女性と思うことも、他人に女性として扱われることも、不快。
だからって男性になりたいというのとも違う。
でも現在の身体には違和感が有る。
子どもの頃から、そういった違和感がつきまとっていた。


テレビでだったか。
「カスタネットはなぜ赤と青か」
という話をやっていた。

別に上下や左右の区別をしなければならない物でもないし、
なぜ二色に塗るのか。

答は、男児用に青、女児用に赤、とすると
児童の数に合わせなければならなくなるから、だった。
青と赤を一体にしてしまえば、男女兼用になり、
生産するにもシンプルになる、というのだ。

なるほど!
と思った。
が、待てよ。
何も、赤と青に塗り分けんでも。
茶色一色でも良いわけではないか。
ああでもそれだと子どもの道具としては退屈なのかな。
だからっていろんな色にすると、好みの色が取れないと揉めちゃったりするのかな。
揉めないように男児青、女児赤、と決めると今度は数の問題が出てくるのだろう。
それで、一体化、か。

いやあ、やっぱり茶色一色か何かで良いような気がしてくる。



幼稚園の時、たしか、予防接種が済むと
ご褒美に風船を2つもらえた。
列に並んで、みんな好きな色を2つ言って、もらった。

私はまず「青」。
そして、もう一色が決められなくて、いつまでもグズグズしていたのを憶えている。

青だけは飛び抜けて好きだったのだろう。
今はいろんな色が好きだ。



私たちアラフィフが子どもの頃、学童のランドセルは
男児は黒、女児は赤だった。
私の通っている小学校は、全員黒であった。

現在、ランドセルの色はずいぶん自由になった。



ちょうど私たちアラフィフが子どもの頃、戦隊ものヒーローが誕生した。
ゴレンジャーの中に女性は一人、モモレンジャーだった。
ただし、リーダーはアカレンジャーで、男性である。
赤はちょいと特別な色ではある。



十何年か前から、女児用の物には水色というのも流行っている。

色とジェンダーも、時代につれて変化するものなのだろう。



やったことが無いけれどやってみたいと思っていたけれど結局やっていない事。
その一つに、一輪車が有る。
現在では小学校の体育にも取り入れられているそうだが、
私たちアラフィフが小学生の頃に有ったのはせいぜい竹馬だ。

一輪車。
大人が一輪車を試してみたい時にどこに行けばいいのか、分からない。
ああ、児童館に行けば有りそうだ。
私は小学校6年生からほとんど身長が伸びていない。
子ども向けのサイズの一輪車でも、私くらいの身長なら有るはずだ。

とは言え、こっ恥ずかしいったら。

やっぱり、買おう。



インターネットで探してみる。
メーカーサイトを見てみる。

カスタネットと同じことだろう、男女兼用できるような色の製品ばかりが並んでいる。
赤と青を一体化する。
カスタネットなら二枚それぞれを赤と青にするわけだが、
一輪車の場合は、赤と青を混ぜた色、ということになる。

紫、緑、水色、といった、中間色が並ぶ。
しかもなあんとなくパステルカラーっぽい。

これがまた日本的右習えなのかなんなのか、
どこのメーカーも似たような色展開なのだ。

いやだ!私ははっきりした色が好きなのだ。
さっき「今はいろんな色が好きだ」と書いたその手で書くが、
はっきりした色が好きなのだ。
もやっとした色は、なんとなくオエッとなる。
これはひょっとすると共感覚みたいなものかもしれないが、
この話はまた別の機会に譲る。



結局、国内メーカーは諦めた。
メルカリで、海外メーカーの物を買った。
くっきりと黄色。
わーい。



というわけで、一輪車の練習を始めてみた。
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