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2020年06月05日11:07

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図書館のある日々

 緊急事態宣言が解除されたり東京アラートが発令されたり、なかなか落ち着かない日々を誰もが送っているが、新型コロナウィルス騒動以前の暮らしに戻るということはとても“密”な生活を送ることになるので悩ましい。
 しかし、たとえ一部のサービスとはいえ、図書館が開館したことはとても良いことだと思っている。外出を控えている人が、こんなときじゃないと読めないと思い立って『カラマーゾフの兄弟』にチャレンジしようと思っても、書店は休業、図書館は休館ではどうにもならないからだ。
 文京区図書館も今週からネット予約した本をカウンターで受け取れるようになった。本棚がずらりと並んだスペースは立ち入り禁止なので入口付近のカウンターでのやりとりだけなのだが、それでもうれしい。さっそく以下の本をネット予約した。

 フジモトマサル著『長めのいい部屋』
 穂村弘著『にょにょにょっ記』(絵:フジモトマサル)
 吉田篤弘著『という、はなし』(絵:フジモトマサル)

 三冊ともすぐに真砂中央図書館に届いたので、二カ月以上ぶりに昼休みに地下鉄を使って行ってきた。帰りには本郷三丁目駅近くの小諸そばでもりそばも食べた。そうしたすべてがうれしくて、すぐに以下の五冊もネット予約した。

 マルク=アントワーヌ・マチュー著『3秒』
 an an 2020年3月1日号(村上春樹さんのエッセイが目的)
 Newsweek日本版 2020年3月24日号(森達也さんの論文が目的)
 奥田英朗著『ヴァラエティ』
 小説宝石 2020年4月号と2019年11月号(どちらも奥田英朗さんの短編小説が目的)

 じつはもう一冊、石弘之著『感染症の世界史』を二カ月以上前に予約しているのだが、このタイムリーな本は予約数が多く、ぼくもまだあと十四番目である。
 何はともあれ、図書館利用に関しては、ぼくにとっての“コロナ以前”に戻りつつある。
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