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2019年09月16日18:01

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ニューイヤー勝手フェス

 相模湖みの石滝キャンプ場というところで開かれた「ニューイヤー勝手フェス」という音楽フェスに参加した。相模湖畔からボートで行く以外に手段がないという凄まじい場所にあるキャンプ場である。
 イベント自体は十四日から十六日までの二泊三日で開催されていたのだが、根性なしのぼくはバンガローに宿泊したりせず、十五日の日帰りコースで参加した。
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 昨年までは「バンバンバザール」が主催する「勝手にウッドストック」というイベントだった。二〇〇二年から十七年間続いていたイベントなのだが、運営もなかなか大変らしく、昨年をもって終了した。それをほとんど毎回出演していたハッチハッチェルさんが、このままなくなってしまうのはもったいないと腰を上げ、「ニューイヤー勝手フェス」を立ち上げたのだそうだ。本人曰く「居抜きイベント」。大好きなハッチさんの心意気に共感し、日帰りだけどぼくも参加したというわけだ。
 三日間ライブ三昧のプログラムのなかで、なぜぼくが十五日を選んだかと言うと、ペーソスを観たかったからだ。昨年八月に観たモジョでのライブが衝撃的だったのだ。
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 相模湖のほとりからボードに十分ほど揺られてキャンプ場に着くと、桟橋で待ち構えるバンド演奏に迎えられ、いきなりウキウキ気分になる。最高のお出迎えだ。
 ステージは二つあり、替わりばんこにライブが繰り広げられる。片方のステージが演奏中に片方のステージが準備できるので切れ目なく楽しめる。ただそのため、観客がぞろぞろと移動することになる。
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(二つのステージだけでなく、二バンドは桟橋近くで演奏)

フォト (定員5人のつり橋)

 知らないバンドもいくつもあったが、「The Worthless」も「ハチャトゥリアン楽団」も「Soulcrap」も「大石みつのん」も「Smooth Ace」も素晴らしく、「Soulcrap」に至ってはCDを買ってサインももらった。
「はなうた」はEテレの『ムジカ・ピッコリーノ』の主役の女の子二人のユニットで、「斎藤アリーナ」も同番組のかつての主役だった女の子。『ムジカ・ピッコリーノ』はハッチさんも出演している番組である。さらに「Smooth Ace」もやはりEテレでご活躍とのこと。これらは全部ハッチさんの人脈で連れてきたのだろう。すごいぞハッチさん! 
 もちろん肝心のペーソスは期待どおりの「平成歌謡」だった。
フォト(『ムジカ・ピッコリーノ』の女の子のたち)

 ハッチさんは楽しい進行もやりながら自分のバンドでも会場を大いに盛り上げ、人手が足りなければドラムのサポートまで軽やかにこなしていた。しかも打ち合わせナシの飛び入りであるにも関わらず、アイ・コンタクトだけできっちり合わせていた。こんなオールラウンドな人、ほかにいるだろうか?
 ライブを楽しめただけでなく、重要な人生経験を積ませていただいた気がしている。
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