乗っけ盛りな三連休が過ぎる

週末、タミヤニュース献本が到着（写真左）。今回のイタリア軍装備解説はスペイン内戦で活躍したCR32型複葉戦闘機。



優秀だったのでそれが仇となり、空軍の近代化の足を引っ張りましたw。模型店でご覧ください。

イタリアと言えば、先日落札した1939年4月に寄港したイタリア海軍巡洋艦バルトロメオ・コッレオーニ乗員向けに発行した特別乗車券。市電乗り放題で劇場や映画館も50%引きになるそう。気に入ったのは、「歓迎」下にファシスト暦17年と記載(^ ^;



こちらはその裏面。地名が英語で書かれているので使い回しの様ですが、左端に今は取り壊されて緑地公園になっている競馬場が少し載っていたり、無くなった市電や旧国鉄の路線が今のJRとは違っていたりして、古地図を眺めるのも一興。



資料と言えば、こちらは先日のVショーの 戦果の一枚。独立守備隊兵士が構える捕獲ZB26軽機関銃写真。この手のヤラセ写真は大抵弾倉を外しているが、これは付いているので珍しい。立襟服に新型の折り襟用九八式襟章を着用しているのも、大陸の守備隊らしい。



また、同じ独立守備隊の将校が半裸で十一年式機関銃を腰で構える様（写真中）が、映画独立愚連隊シリーズを彷彿とさせます（笑

十一年式と言えば、別口で入手した昭和初期の演習写真ロットに訓練用の十一年式機関銃の木銃を構えた一枚。トリガーガード辺りが妙に太くて見直したら、フルスクラッチの一品でしたw。この辺の新入荷もいつか「写真集　日本の機関銃」増補改定版に掲載します。



そして車輌系の新入荷もチラホラと。これも最近入手したクリアな上海陸戦隊所属のクロスレイ装甲車の一群。ナンバープレートがJAPANESE NAVYの英文なので輸入完了間もない昭和4、5年頃と思われる。9輌全車が写っているのも貴重で、この辺も冬コミ本に使いたい所です。



また、むーさんの新刊には間に合わなかったが、昭和初期の戦車第一大隊所属と思われるクリアなホイペット中戦車とルノーFT軽戦車（甲）の部分写真。超クリアで、こういう写真がまだまだ世に眠っていると思うと狩りは止められません（苦笑



前の週末は名古屋行きで原稿書きが滞っていたので、この三連休は遠出せず固め打ちしようと目論んでいたのだが、そうも行かず。金曜夜は仕事が溜った状態で飲みのお誘いがあり、全てをうっちゃって江古田へ。

酒席には漫画家の真鍋譲治さんも同席。氏の連載「重機甲乙女 豆だけど」は、週刊漫画TIMES連載開始から読んでいて、単行本はもちろん表紙号も全部取っているぐらいのファンなので、豆戦車話をしながら私のイタリア軍本も読んで頂いたと知り感激w。



翌日は、早起きして、近所のシネコンで吉田玲子さんの書き下ろし小説冊子の特典付き「ガールズ＆パンツァー」劇場版前売り券第3弾を購入。いよいよ近づく公開初日に高まる！



そしてその日の午後は某所で夕方までやんごとなき用向き。見覚えのあるタイル貼りの非常階段で遠藤や山田はタバコを吸っていなかったし、その横をヤークトタイガーも通り抜けませんでしたw。



日曜日こそは朝から「まくるぞ〜！」と11月21日発売（ココ大事w）の商業新刊に向けた原稿書きと写真整理。そして夕方にはデータ抱えて市ヶ谷の編集部へ。文字原稿は途中までだがこれは後から簡単にメールでも送れるので、兎に角やたら重い画像を全部叩き込んで、一つ肩の荷を下ろした気分。

月曜も朝から新刊原稿をシコシコ追い込んでいたが、ある借り物当事写真に超大発見をして思わず三度見してしまったw。

アブね〜！

これ昨夜深夜に書いていたら絶対見逃している所だった！思い込みの怖さを再確認しながらも、まだミリタリーの神様は自分に微笑んでくれている模様。

そして午後はシネマート新宿で「タクロア」セレクト上映＆トークイベント。登壇者4人の内、3人が知人というので、新宿三丁目に馳せ参じます（写真右）。「ガルパン」P湯川さんのトークも滅多に無いですし。

9年前の作品ですが、久しぶりに楽しませて頂きました。せっかくなのでBDボックスも予約して帰宅。それにしても最終13話までEDの設定協力に自分の名前が出ていたとは、知りませんでした（苦笑

帰りがけに見た、夜の新宿をパトロールするパトレイバー。これで帝都も安心だw。