私たちは無意識のうちに、自分とは違う人たちに対し、偏見や差別感情を持つことがあります。
その対象は、肌の色や国籍、宗教、出身地、学歴、職業、政治信条、社会的地位、身体的特徴、障害など多岐にわたります。
最近では、同性愛者や性同一性障害などLGBT(性的少数者)に対する偏見が話題になりました。
しかし世の中には、上記の要素に対し、何ら偏見や差別感情を持たない人もいます。では、偏見を持ちやすい人とそうでない人は、いったいどこが違うのでしょうか?
私は、偏見は自分の弱さの証明だと思っています。偏見を持つのは、自分と違うものに対する恐れがあるからです。それは自信のなさの証なのです。
人間の本質(最も大切なもの)は何でしょうか? それは魂です。
人種や国籍、宗教、学歴、職業、社会的地位などは、その魂が着ている服でしかありません。
自分と違う人をすぐ差別してしまう人は、自分の本質に自信がないために、着ている服に心奪われてしまうのです。
一番大切なのは、着ている服を脱ぎ捨てた後の魂そのものなのに・・・。
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