mixiユーザー(id:35581934)

2016年04月07日21:24

4783 view

OM-D E-M10用 外部電源アダプタの制作

長年愛用していたEOSから卒業して、OM-Dに宗旨替えして2週間。
フォト

まだなーんにも写真撮ってないんですが、とりあえず、長時間撮影用に外部電源アダプタを作ることにしました。

と言うのも…Canonのお家芸(笑)である上級機種との差別化はOlympusも多分に漏れず。
上位のE-M1,M5は純正で外部電源アダプタが販売されているのですが、E-M10は非対応になっていました。
こりゃカメラに穴開けてケーブルを通すしか無いか冷や汗 と思っていたら
ちゃーんとバッテリーのカバー部に穴が開いてました。Olympusさん、気が利きますね^^
フォト


早速、amazonで互換バッテリを物色。一番安いヤツで、送料込み1000円程度でした。
それを、一度も使うこと無く殻割り。
フォト


直接配線を引き出しても良かったんですが、面白そう?だったので、DC/DCコンバータを組み込むことに。
こんなこともあろうかと買っておいたんですよ
http://www.vshopu.com/item2/2159-2201/index.html

中身はこんな感じ。
ボリュームは背が高すぎて入らなかったので、固定抵抗に置き換えました。
フォト


んで、蓋閉め。微妙に高さが足りなかったので、ケミコンだけ逃がしてます。
フォト


これでUSB給電ができるようになったんですが、よくよく考えるとこのアダプタ、効率が悪いです。

長時間撮影の時はUSBのモバイルバッテリーを使うわけですが、このモバイルバッテリーと言う代物は、スペックに書いてある容量以下の性能しか持っていません。

ちょーっと難しいハナシになりますが…
モバイルバッテリーに入っているLi-ion2次電池の電圧は3.6Vなのに対し、USBは5.0V
つまり、3.6V => 5.0V に変換していて、その変換効率は70%程度のようです。
つまり、10000mAhと書かれているのに、実際は7000mAhしか出力できません。

さらに…、私の作ったアダプタもUSBの5.0Vから、カメラに必要な7.6Vに変換しているので、またまたロスが発生。
実測した効率は85%程度。

2段階の変換を行うことになり、効率は 0.7 × 0.85 = 0.58
10000mAh のバッテリを使っているくせに、5800mAh しか使えません。
それでも純正バッテリの5倍はあるので、十分に使えるとは思いますが…。
3 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する