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2020年12月24日15:18

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クリスマスイブを前に、どうしても伝えたい事

皆さん、Merry Christmas/Xmas.
老いも若きも、富むものにも貧しきものにも、誰にでもやって来るクリスマス、今日はその前日であり、今夜が所謂「クリスマスイブ」と呼ばれる時間帯になります。

しかしながら、今年のクリスマスは「新型コロナウイルス(COVID-19をもたらすウイルス)」という目に見えない難敵の為に、侘しい思いをされている方も少なくないでしょう。

私は今、強い懸念を抱いています。その懸念の原因は何かと申しますと、日頃私がSNSに書き込んでいる内容を見れば、菅政権の暴走だの新自由主義の跋扈だの、そうした政治に対する懸念かという考えを予想される方も少なくないだろうと思います。それもないわけではないのですが、それが一番の理由ではありません。それをも枝葉末節の点と言わざるを得ない、もっと根本的な所に私は強い懸念を抱いているのです。

一番私が心配しているのは、そもそも新型コロナウイルスという病原体をどのように捉えているかが、一般庶民の間で真っ二つに分かれていて、その為に論争や分断まで発生しているという事実です。特に見ていて辛すぎるのは、風邪という病気が「万病の元」と呼ばれているほど本来はとてつもなく恐ろしい病気であるにも関わらず「大した事のないもの」と思い込んでいて、COVID-19についても同様に「大した事のないもの」と思い込んでいる人さえ跋扈している事実です。

従来のコロナウイルスが風邪のウイルスの一種として公にされているがゆえ、新型でもコロナウイルスなら風邪だと考える傾向自体は、私としては間違いとは思いませんが、そもそも風邪が怖い病気であるという知識があれば、その新種ともなれば警戒を強めなければと思うのは当たり前ではないでしょうか?

なぜ風邪が怖い病気なのかと申しますと、ひとたびかかれば、とりわけ肺炎の原因となる肺でウイルスが増殖すれば、呼吸を司る身体の機能を破壊されてしまうわけですから、急死に至るのも何ら不思議なことではないではありませんか。昔から、風邪を引けば高齢の方は肺炎に至って亡くなられるケースが珍しくなく、若者や子どもがかかっても厄介な後遺症がつきものです。

私も子供の頃はよく風邪を引き、学校を休んだり遅刻したりせざるを得ない時期がありました。特に私は耳に後遺症ができやすく、急性中耳炎になって鼓膜を切り膿を取り出す手術を受けたり、鼻から耳へ空気を送って滲出液を乾かしたりといった治療を経験しました。今振り返れば、風邪そのものはすぐに治せても、その後に長々と引きずる後遺症が待っていると考えると、こんな厄介な病気は無いと言って過言ではないでしょう。失礼を承知で申し上げますが、それを「大した事ない」と平然と言える神経が、私には分かりません。何度も申し上げます。「風邪は怖い病気」です。「風邪は大した病である」のです。

では、私たちはどうしていけばよいのでしょうか。その答えはそう難しいものではないと思います。なぜならば、風邪をはじめとした様々な感染症は、日常生活の中で当たり前に気をつけねばならない事を怠った結果、起こってしまうものです。ですから、本来は当たり前なのにそれを無視してしまっていたのを今一度見直して、当たり前に実践する事です。

代表的なものが、食前の手洗い、必要以上に他人に近づかない、咳エチケット(外でのマスク着用も冬場や春先などはこれに含まれると言って良さそう)、食べ物をよそうなど清潔にしなければならない時の消毒やマスク着用など、実にいろいろあるように思います。しかしそれ以上にもっと基本的な重要な問題を人々は見失っている気がしてなりません。

それは、朝しっかり起きて、朝昼晩の三食をしっかり取り、夜は早寝する事です。もちろん例外として警備や事務などの夜勤に当たるケースや、日光に過敏な体質(アトピー、アレルギー)等もありますが、そうでない方はこの基本をやはり努めて実践しないといけないのではないでしょうか?

夜に呑んだくれて、お日様の光がなく低温の環境下を遅くまでウロウロ歩き回っていれば、体力が落ちてしまうのは当たり前のことであり、ましてや飲みの席でがなり立てるような事があろうものならば、こんな「病原体ホイホイ」な状況は無いのではありませんか。いくらストレスを発散させたいとは言え、夜遅くまで呑んだくれるという生活スタイルを変えない事には感染拡大に歯止めがかかる筈がありませんでしょうか。

そして、国や地方自治体に対して怒るのは、生活苦が原因でこの朝起き夜寝という基本を守りたくてもどうしても守れない(寒い夜中を路上で生活せねばならない、夜遅くまで働かないと生活費が賄えない等)方々がいる事実に、責任を取って欲しいという意味で怒り、貧困者や夜の店、医療機関を中心に給付手当を要望する意図があってこそではないでしょうか? その原点を忘れてはいないでしょうか。

人というのはそもそも自分勝手であり、エゴイストとして生まれて来る、という話を聞いた記憶があります。それは間違いではないでしょう。なぜならば、私も含めて多くの人々は、自分の身に直接関わって来る何らかの出来事が起こりでもしなければ、なかなか自分の習慣を変えようとしないからです。所詮、人は自分の為に動いているに過ぎないのだと思います。

けれども、人の喜びが自分の喜びとなれたり、自分が大切にしている人や物が関わってくる事態が起こった場合でも、人は自ら変わろうとするでしょう。私もそうだった気がします。それがたまたま国に対して怒るとか、世の中を変える為に動こうとするとか、そうしたものに繋がっていけば、大きな力を生み出せるのではないでしょうか。

新型コロナウイルスとて無敵のウイルスではない事が分かってきています。高温や湿気、強い日差しなどには弱く、日本茶を発酵させた紅茶は強い抗ウイルス作用がある事も分かってきました。何ら落ち込んだり悩んだりする必要はないのです。お日様が出ている間をチャンスとして活動し、夜はステイホーム、食事のたびにお茶を飲んで口をゆすぐといった、当たり前にやれそうな事を当たり前にやれば、新型コロナのリスクはぐっと下がるのです。

ウイルスの事で心配し合うことや励ましあう事はあれども、揉める事はあってはなりません。世界中の人々が想いを一つにして、ウイルスについて、それに絡む天気や季節、栄養などの事について、学び、私たちの糧として、コロナ禍を乗り越えるべく不断の努力を実践していこうではありませんか。今とりあえず元気であればそれに感謝して、罹らないように当たり前の生活習慣を取り戻そうではありませんか。そうすれば、きっとコロナ禍は乗り越えられます。可能性は100%ではないかもしれませんが、決して0ではないと私は信じてやみません。

本当のサンタクロースの手伝いが仕事である、とある一人の男より

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