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2020年06月30日09:51

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6月30日(火) #2061 罪を憎んで人を憎まず

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から60年前の1960年(昭和35年)の今日、ベルギー領コンゴが独立し、コンゴ共和国(後のザイール共和国→現 コンゴ民主共和国)となりました。

■コンゴ動乱 - 世界史の窓 -
https://www.y-history.net/appendix/wh1603-023.html


また、1977年(昭和52年)の今日は、お笑いコンビ「カラテカ」の矢部太郎(やべ たろう)さんの生まれた日です。

■カラテカ矢部太郎 プロフィール|吉本興業株式会社
https://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=49
























6月30日 火曜日

先日、東京都知事選挙において、国政、都政ともに野党の推薦・支持候補に当たります、宇都宮けんじさんの応援演説に、民主党政権時代に首相を務められていた野田佳彦さんが登場した事に、野党支持層から賛否両論の声が飛び交っています。

民主党が民進党を経て、国民民主党や立憲民主党などに事実上「分裂」した経緯がある事や、民主党政権末期の頃に、自民党、公明党と共同で消費税増税を推めた事実から、野田さんに対する風当たりが悪いのは致し方のない事とは思っていますが、野田さんの応援演説登場に反発している方々の投稿を見ておりますと、どうしても過去の汚点を現在に引きずり出して来て、ヘイトスピーチに陥りかけているきらいを感じてなりません。

野田政権が消費税8%、10%への増税への足がかりを作ってしまったのは、紛れもない事実であり、許してはならない黒歴史とも言わざるを得ないでしょう。ただ、問題なのはそこから現在に至るまでにおいて、どのような動きを取って来られているのか、今、あの場に出て来られる事がどういう事を意味しているのか、気持ちに寄り添う余裕が少しでもあれば、またぞろ過去の黒歴史を引き合いに批判する隙は無かったのではと思えてなりません。

様々な思想・信条の違いがある野党支持層は、世の中に不満を抱えている方が多いわけですから、人前に出て来るのは同じ政党支持層の前でない限りはなかなかに厳しいものです。それを覚悟を上で出てこられている事を私はまず「お、少しは変わられたのかな?」と信じたく思います。

なぜそんな事が言えるのかと申しますと、かつての小泉政権が竹中平蔵さんらと組んで人材派遣法を改定し、雇用の不安定化をもたらしてしまった事実がある反面、政権を降りた後、反原発の一点では小泉元首相と野党が一致を確認するという事もあり、ここ数年の間に小泉さんも少し態度が変わったとみられる動きを見ていたからです。

人は時と共に良くも悪くも変わるものであり、可能性があるように思います。だからと言って過去の黒歴史を黙認するわけにはいきませんが、態度の変化が「罪を償いたい」との思いの伴うものであるならば、一定の評価をし、内容次第では歓迎するべきなのかもしれません。まさに「罪を憎んで人を憎まず」とは、こういうものではないかと、私は思うのです。
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