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2019年10月24日11:27

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10月24日(木) #1943 「トムとジェリー」はなぜ売れるのか

おはようございます。木下藤吉郎です。


今から90年前の1929年(昭和4年)の今日、ニューヨーク株式取引所で空前の大暴落が発生しました。(暗い/暗黒の 木曜日)

■暗黒の木曜日
https://www.y-history.net/appendix/wh1504-003_1.html


また、今から50年前の1969年(昭和44年)の今日は、ミュージシャン、俳優の及川光博(おいかわ みつひろ)さんの生まれた日です。

■及川光博オフィシャルサイト
http://www.oikawa-mitsuhiro.com/




























10月24日 木曜日

さて、今回はちょっと気の向くまま「トムとジェリー」についての蘊蓄を語っていく回にしようと思います。特になぜ今日?という理由はありません(笑)

「トムとジェリー」は、ネコのトムとネズミのジェリーがドタバタを起こす、コメディーの短編アニメーション作品となっています。実はもともとは、アメリカでの映画の幕間に放映されていたアニメがヒットして、短編映画として独立したのがきっかけなのだとか( ゚д゚)

おおむね6〜8分程度で終わるものが殆どですが、その短い間に多くの技術がふんだんに盛り込まれているように私は思います。

「トムとジェリー」には、殆ど台詞なるものがありません。トム、ジェリー以外に人間のメイドさんや、ブルドッグのスパイクなどに言葉をしゃべるシーンがありますが、トムとジェリーは殆どしゃべることがありません。(※ただし少しだけトムやジェリーがしゃべるシーンがある作品もある)

言葉をほとんど使わず、一体どこで笑いを取るのかと言えば、それは絶妙なBGM、すなわち音楽の構成に大きな鍵があるようです。

トムとジェリーがドタバタを繰り広げる際に、大笑いを引き起こす代表的なものが、穴や大道具などの影響でトムやジェリーなどのキャラクターの身体が変形したり、奇妙な音を立てて変な現象が起こるギャグシーンと言えましょう(^-^) この時、トム、ジェリーや物の動きと音楽がきれいにマッチングしないと失敗になるため、音楽を演奏する側はかなり気をつかうのだとか( ゚д゚)

圧巻なのは、「ピアノ・コンサート」や「星空の音楽会」などといった、実際のピアノやオーケストラを使った作品です。実際の演奏に合わせてギャグがエスカレートしながらどんどん登場する様子は高評価となり、先駆けとなった「ピアノ・コンサート」はアカデミー賞短編アニメーション作品賞を受賞されています。

CS放送ではよく再放送が流されているそうですから、機会があればたまにみなさんもご覧になってみるといかがでしょうか? きっと日頃のストレスから解放させてくれると思いますよ(^-^)

最後にもう一つ余談ですが、「ルパン三世」のルパンと銭形警部(とっつぁん)の追いかけっこは、実は「トムとジェリー」をヒントに作られたものだそうですよ(^ ^)

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