おはようございます。木下藤吉郎です。
今から15年前の2004年(平成16年)の今日17時56分頃、新潟県中越地方で推定マグニチュード6.8の地震が発生しました。当初は新潟県小千谷市などで観測されました震度6強が最大震度とされましたが、のちの調査で新潟県川口町の震度計が震度7を観測していた事が分かり、震度計による観測で定義された震度7が初めて認定された地震となりました。(中越大震災)
■平成16年(2004年)新潟県中越地震の被災地及び周辺地域に関する地震・気象情報
http://warp.da.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/234400/www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/niigata.html
また、今から20年前の1999年(平成11年)の今日は、アイドルグループ「欅坂46」のメンバーで、ファッションモデルの、小林由依(こばやし ゆい)さんの生まれた日です。
■小林 由依 | 欅坂46公式サイト
https://www.keyakizaka46.com/s/k46o/artist/07
10月23日 水曜日
序文に示しましたように、きょうは新潟県中越地震(被災地に近い地域では「中越大震災」とも)が発生した日です。
地震が新潟の市街地や海底ではなく、少し内陸部へ入り込んだあたりを震源とした為、被害は山間部が中心となり、都市部直下型地震や津波などによる大規模な被害は発生しませんでしたが、上越新幹線が脱線し、震源地付近では家屋倒壊や地割れ、断層の露出などが起こり、死者は68人を出したとされています。山古志村(現 長岡市山古志地区)では村自体が道路の寸断で完全孤立となってしまい、ヘリコプターでの救出作業を余儀なくされる事態にもなったそうです。
今年は、台風15号と19号の事実上の「ダブルパンチ」で、関東地方と東北地方の主に河川流域で大規模な被害に見舞われました。しかしながら、その災害から1〜2週間となるこの時期になりますと、ある葛藤が頭の中をよぎるようになります。それは、「被災地に想いを馳せるとはどういう事なのか」という点です。
一部の人々は、「こんな今だからこそ、盛り上げて被災地を応援しないといけない」と考え、コラボレーション企画やお祭りなどを開催しようとします。
しかし一方では、「まだ家に帰る事もできず不安な日々を送られている方も多い。祭りなんぞまるで被害が“無かった事”にされてしまうか、逆に被害が発生した事を喜んでいるようにも見えてけしからん」と上記のような考え方を毛嫌いにする方もいらっしゃるのは事実でしょう。
この事に対して、私はどちらが正しいという断言はできません。どちらも、その立場に立って考えればごもっともだからです。
互いが互いを思いやり、両者の意見をうまく合わせた全く新しい案が出るといいのかもしれませんが、皆さんはどう思われますでしょうか?
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