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2019年08月13日10:00
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8月13日(火) #1897 北陸旅行記��
おはようございます。木下藤吉郎です。
今から15年前の2004年(平成16年)の今日、2004年アテネオリンピックの開会式が行われました。
■アテネオリンピック2004 - JOC
https:/
また、今から60年前の1959年(昭和34年)の今日は、シンガーソングライターの椎名 恵(しいな めぐみ)さんの生まれた日です。
■Megumi Shiina｜The Official Megumi Shiina Site
http://
8月13日 火曜日
(前回からの続き)
富山駅は、北陸新幹線、JR高山本線、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道の鉄道線、軌道線(いわゆる路面電車)、元JR富山港線の富山ライトレールと、鉄道ファンには天国とも言えそうなバラエティーに富む駅になっている。
ゆっくり堪能したい所だが、朝からフル回転状態のスマートフォンとポケットバッテリーが限界近くまで来ていた為、ここでは2時間程の充電休憩にならざるを得なかった。それでも富山地方鉄道で元京阪の車両を拝めたのは感慨深い。
ここから先は、私の「心の旅」と言える所に入っていく。
実は、今回わざわざ北陸へプライベートでやって来たのは、亡き伯父との思い出を偲び、供養としたいという願いからであった。
和倉温泉に入った事はなかったが、過去にそこからほど近い能登島まで車で連れて行ってもらい、その帰路において、鉄道好きな私を気づかい、わざわざ和倉温泉駅から親戚の家の最寄駅である津幡駅(厳密には中津幡駅らしいが、駅前が狭い為、津幡駅で出迎える形を取った)までの切符をプレゼントしてくれたのだ。初めて七尾線に乗った忘れられない記憶だ。
それだけでなく、伯父は北陸新幹線の工事現場へ何度も連れて行ってくれた。トンネルへの作業員の出入口しか見えず、最初はわけがわからなかったが、何年かするといよいよ山に鉄道トンネルと思われる穴がぽっかりと空いたのが見え、「あそこを新幹線が走るのか」と、期待に胸を躍らせた覚えもあった。
今、その現場の近くには「新幹線の見える丘公園」なるものが作られており、できればそこへワンカップのお酒を持ち込んで献杯の一つでもしたいと思っていたが、現実は厳しかった。酒を飲むのでレンタカーはご法度と思い、レンタサイクルがないか調べてみたが、津幡町にはレンタサイクルがなく、公園への案内は専ら車しかなかった。徒歩ともなれば1時間弱かかるので、熱中症で倒れに行くようなものと言わざるを得ない。
結果、新幹線の見える丘公園での弔いは断念し、思い切って北陸新幹線に乗ってみる事にした。フリーチケットの対象外でわざわざ別途乗車券と特急券を買わねばならないが、富山始発で金沢までのたった2駅しか行かない「つるぎ号」からであれば、手軽な値段でかつ現場近くを通った時に献杯ができるのではないか、と思ったのだ。
（続
今から15年前の2004年(平成16年)の今日、2004年アテネオリンピックの開会式が行われました。
■アテネオリンピック2004 - JOC
https:/
また、今から60年前の1959年(昭和34年)の今日は、シンガーソングライターの椎名 恵(しいな めぐみ)さんの生まれた日です。
■Megumi Shiina｜The Official Megumi Shiina Site
http://
8月13日 火曜日
(前回からの続き)
富山駅は、北陸新幹線、JR高山本線、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道の鉄道線、軌道線(いわゆる路面電車)、元JR富山港線の富山ライトレールと、鉄道ファンには天国とも言えそうなバラエティーに富む駅になっている。
ゆっくり堪能したい所だが、朝からフル回転状態のスマートフォンとポケットバッテリーが限界近くまで来ていた為、ここでは2時間程の充電休憩にならざるを得なかった。それでも富山地方鉄道で元京阪の車両を拝めたのは感慨深い。
ここから先は、私の「心の旅」と言える所に入っていく。
実は、今回わざわざ北陸へプライベートでやって来たのは、亡き伯父との思い出を偲び、供養としたいという願いからであった。
和倉温泉に入った事はなかったが、過去にそこからほど近い能登島まで車で連れて行ってもらい、その帰路において、鉄道好きな私を気づかい、わざわざ和倉温泉駅から親戚の家の最寄駅である津幡駅(厳密には中津幡駅らしいが、駅前が狭い為、津幡駅で出迎える形を取った)までの切符をプレゼントしてくれたのだ。初めて七尾線に乗った忘れられない記憶だ。
それだけでなく、伯父は北陸新幹線の工事現場へ何度も連れて行ってくれた。トンネルへの作業員の出入口しか見えず、最初はわけがわからなかったが、何年かするといよいよ山に鉄道トンネルと思われる穴がぽっかりと空いたのが見え、「あそこを新幹線が走るのか」と、期待に胸を躍らせた覚えもあった。
今、その現場の近くには「新幹線の見える丘公園」なるものが作られており、できればそこへワンカップのお酒を持ち込んで献杯の一つでもしたいと思っていたが、現実は厳しかった。酒を飲むのでレンタカーはご法度と思い、レンタサイクルがないか調べてみたが、津幡町にはレンタサイクルがなく、公園への案内は専ら車しかなかった。徒歩ともなれば1時間弱かかるので、熱中症で倒れに行くようなものと言わざるを得ない。
結果、新幹線の見える丘公園での弔いは断念し、思い切って北陸新幹線に乗ってみる事にした。フリーチケットの対象外でわざわざ別途乗車券と特急券を買わねばならないが、富山始発で金沢までのたった2駅しか行かない「つるぎ号」からであれば、手軽な値段でかつ現場近くを通った時に献杯ができるのではないか、と思ったのだ。
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