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2020年01月24日20:31

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岩屋岩陰遺跡ツアー23 女陰&陽根

和良町 戸隠神社中ツ磐座の滝口岩前から、さらに遊歩道を奥に向かうと、
右手に、同じ中ツ磐座に属する女岩の前に出た。

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この磐座は二つに裂けていて、いかにも女陰という形態。
裂け目には岩の小片が落ちて挟まっている。
案内書『戸隠神社の磐座』には
中国から陰陽道が渡来し、
日本の社会や生活感などに大きな影響を与えた云々の
根拠の無い説明が書かれていたが、いい加減にして欲しいものだ。
中国の古代遺跡より旧い縄文遺跡から石棒や凹石、
女性を表現した土偶が山のように出土しているのに
今時、何言ってるのという感じだ。
女岩の裏面に回ってみると、
二つの岩を持ってきて組み合わせたものではなく、
1つの岩を割ったか、自然に割れたものであることが分かる磐座だった。
(写真左)

このあたりから遊歩道が曖昧になり、
岩のネームプレートも見当たらなくなったので、
推測するしかなくなったのだが、
(写真中)は曲岩の裏面ではないかと思われる。

ここから先は上ツ磐座の範囲に入るのだが、
肝心の男岩らしい磐座が見当たらず、
三角形が三つ重なっているような盾岩らしき磐座が存在した(写真右)。
そして、もう一つの上ツ磐座の鉾岩も確認できないまま、
中ツ磐座や下ツ磐座の裏面を通って下り、
入り口の石柱まで戻ってしまった。
男岩と鉾岩は思っていたより、丘陵の上部にあったのかもしれない。
男岩と鉾岩は次回に探すとして、
「鉾」が陽根のカテゴリーである上ツ磐座に含まれているのは分かるが
「盾」は陽根のカテゴリーに含まれるものだろうか。

戸隠神社を出て、再び和良 道の駅に向かった。
道の駅の隣にあるのに気付いた和良歴史資料館を観覧するためだ。
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