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2020年05月27日19:39

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映画 トランスポーター ファイナル(5)

あらすじ
 運び屋は「彼女は父親から虐待を受けているのか?」と次女らしき姉に質問をしてみた。すると彼女は何度が首を縦に振りながら「そうなのかもしれない。私も虐待をされていると感じることがあるの。だって彼女と一緒に暮らすことはとても困難なことなの。彼女を一流の女性にすることが私のミッションだとしたら私の人生は前途多難だわ。それに彼女の虚言癖には私も疲れてしまうの。」運び屋は右手で自分の頬と顎を摩った。確かに彼女は俺がいなかったら殺人を犯してしまうところだったところを目の当たりにしているからである。彼女は運び屋からの発言を待っていたのか話に間を空けていた。そこで運び屋は「あなたは彼女は部屋の中でゲームをしていると言っていたが、ゲームっていうのはこの屋敷内の監視を行なっているということなのか、それともPS4やXboxのようなテレビゲームのことか?」と質問をすると「違うわ。彼女のゲームは私たちの気を引くための心理ゲームよ。私も最初は彼女は映画の見過ぎだと思っていたの。でも彼女は年を重ねるごとにだんだん私たちを敵視し始めてきたの。彼女の父親もいつ彼女に殺されるか判らないと言い出して離れて暮らしているの。私もそんなことを言い出した自分の父親が嫌いになってきたの。なぜ私たちが彼女の母親代わりをしないといけないのか全く見当がつかないの。」と答えたので、運び屋は「彼女だけが父親を憎んでいるんだね?」と質問をすると「私も幼少期から自分の父親に甘えてみたかったんだけど、失敗をしてしまったの。それで私は彼女だけを可愛がっている父親を観ていて彼女に嫉妬をすると同時に自分の父親から愛されていない気がしてしまったの。私も自分の父親を殺したくなる時もあるの。彼は他の子を可愛がる傾向があって私たちは隔離されているような監視されているような気分になるから。でもこれは子どもっぽい意見でしょ?だから私の話はこれで終わりにしてくれない?私も自分の姉がイギリス王室と繋がった方が良いと思っているの。彼女の才能は天からの授かりもののようでしょ?彼女は妹とは違って語学能力も高いし、芸術の才能もあるの。でも彼女も幸せになれるタイプではないと私は考えているの。彼女は妹の存在を忘れてもっといろんな人たちと交流した方が良いと思うの。日本語しか話す事ができない妹は日本国がお似合いよ。どうせ私たちの遺伝子情報はそれぞれ異なるから、私たちの才能も異なって当然なの。でも最も怖い事は妹が過去の記憶を戻したときね。」運び屋は「お酒を飲んでも構わないか?妹の部屋に入ることはできるか?」と質問をした。「この部屋にいる監視人と使用人も同行しても構わない?彼女の体には触れて欲しくないの。彼女は大人になるまでの間に傷つきすぎたからあまり深入りされたくはないの。これだけは約束してほしいわ。彼女はいつも誰にでも懐きやすいから私も困っているの。」運び屋は「それは束縛ではないのか?俺は知人に電話をかけたいのだが誰かにリモート操作をされているみたいだ。あなたは何か知っているか?」と尋ねると彼女は黙り込んでしまった。「あなたは元刑事に何度も電話をかけようとしているわね。その理由は?」運び屋はその質問に対してこの目の前にいる姉もまた異常体質ではないのかと疑った。「俺は監視カメラが作動しているこの屋敷内で監禁されているようなものだ。俺を外出させてくれるのはあなたの妹だけだぞ?この意味はわかるのか?」と運び屋は彼女に質問をしてみた。すると彼女は薄ら笑いをしながら「私はあなたに対して依頼をしていないわ。あなたがこの屋敷を出る方法はあなた自身が決めればいいでしょ?私に質問をしないでくれませんか?」彼女はまるで淑女になったかのように丁寧に運び屋を叱ったので、運び屋はうんざりしたのだった。「俺はあなたの妹の部屋へ行ってくる」と運び屋が椅子から立ち上がると、使用人の一人が彼に対して「お前はもうこの屋敷の使用人ではない。それからこの屋敷内でのことを外部に漏らす可能性も高いから俺たちで彼を始末します。」と主張した。彼は使用人と戦わないといけなくなってしまった。「これがあなたの望むことですか?」運び屋は次女らしき姉に質問をしながら戦闘モードに入った。「お前たちは以前この屋敷ではたらいていた使用人も殺害しているのか?」と尋ねると、彼らは頷いたのだった。「俺は何のためにこの屋敷に呼ばれたんだ?俺は客人ではなくて突然使用人にされて突然解雇されて殺されないといけないのか?お前たちもいずれは同じように死ぬ運命なのか?!」運び屋は部屋にこもっている彼女の部屋の扉を見ながら静かに闘うことにしたが相手は銃を手にしていた。運び屋は椅子を盾に使ったが、銃弾はその椅子を貫き、彼に命中してしまったのだった。銃声の音に気がついた末っ子のような娘は部屋から出てきて「いい加減にしてください!彼を殺すことは私が許可していないわ!それに三人の意見が揃わなかったら彼を解雇することは不可能だと命じたでしょ?」彼女は彼らに対して日本語で叱りつけたのだった。「彼がいなかったら私は既にあなた達と同罪、殺人罪になるところだったのよ!」と彼女は次女らしき姉に対しても怒鳴りつけたのだった。負傷した運び屋は椅子を盾にしたことで九死に一生を遂げたが、それでも膝から流血していたのだった。「もしも彼が歩くことができなくなったらどうするつもりなの?彼が私たち姉妹の運転手だって言ったでしょ?」末っ子らしき娘は大声で叫んでいた。その間、監視室では別の監視人たちによって手慣れた手つきで屋敷中の監視カメラのデータの抹消が行なわれていた。「私はもうこんな人生は嫌です!」末っ子のような娘の一言が原因で再び姉妹は口論を始めるようになってしまった。運び屋は自分で止血を行うために自分の着ていたシャツの一部を噛みちぎり手当てを行なっていた。すると姉妹喧嘩の合間を長女らしき姉が割り込み、「この屋敷内で負傷者が出たわ。彼を病院に連れて行くことはできないから私が屋敷に医者を呼ぶわ」と言ったので、運び屋は「お前の妹が熱中症で倒れて見つかった時もこの屋敷に医者を呼べば良かっただけだろ?!」と叱りつけたのだった。長女らしき姉は「時間帯による」と冷静に言い返したので運び屋は言葉を失ったのだった。
 医者が到着した後、運び屋の傷口から銃弾の細かい破片を取り除くことは困難ということが判明し、結局病院へ行くことになった。

続く
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