雲隠れの術 隠れた先に見上げた花火
ホテルの窓に張り付いて見た花火
小さくて見えづらかった
でも隣の人と同じタイミングで呼吸した
会えばわかるはずだった
でも会えないまま時は進んで行く
何度も同じところでループするdaydream
境目は8小節を終えたあたり
新しい息吹が桜を満開にした
小さな手がやがて大きくなる時が来るときみたいに
お互いの手が近づいていく
そんな感覚だった
小さな夢物語はマクロになっていく
だからその夢は目標に変わっていく
小さなことで大きな喧嘩になった日のように
大きな喧嘩で負傷した日が来たときのように
その痛みは癒えることがないまま時は過ぎていく
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