壊れちゃったんです 思い出の時計が
いつになったら直るんですか？
あなたはおよそ２週間ほどだって言ったのに
ルネッサンスで調べたら出てきたの
ティファニーブルーの懐中時計が
貝殻のようなイメージの自分の思い出が
そこでは売られていたんです
中身が全くの別物になった状態で…
それはまるでタイタニック号の悲劇を思い出すぐらい
私を苦しめました
壊れちゃったんです 思い出の時計が
でもあなたはすぐに見つかりました
全くの別人になってしまったかのような
でも面影を残した状態で
「彼女です！絶対に彼女です」
でも僕は既に彼女の敵なんですか？
彼女は僕のことについて何か言っていませんでしたか？
みんな嘘をついて僕の心の時計も壊していくんです
それで彼女も僕と同じようなタイミングで壊れていったんです
それはまるでジャックとローズなんです
彼は初めて自分の気のせいが気のせいではないことを知りました
私は彼の立場を理解しようと工夫します
みんな嘘ばかり
僕の心はまた壊れてく
彼女は不器用になっていく指先で僕の心を編みこんでいくんです
でも彼はまた誤解をするのでしょうか…
短針と長針のように…
秒針のように…
僕たちは児童心理学だけでは生きていけないんだよ
いや、僕っていうの、やめよかな…
どうやって美人になったの？
背の低いあの日の自分が私の前に立った時
私は両膝を使うんだ
だからもうこれ以上私を苦しめないで
お願いします
これから次元の違いの意味を教えていくから
私は自分の血族者を全員裁く側になっていくの
彼女を護るために
彼女を自分の所有物にしないために
いつになったら直りますか？
その時計の持ち主はね…
修理屋はどんな態度をとるんだろうか
私の想像を越えてくのかな
人らしくなっていくのかな？
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