ANTY THE 紅乃壱/知らない世界

自分の知らない世界を知るとき　人は凍りつく
それは思考回路が停止している状態
声を張り上げることで脳死を回避している
それは精神状態の崩壊と類似している

人は５感を通じて脳を使う
その脳は他人の持つ情報を共有することで理性を取り戻す場合もある
でも必ずしも理性を取り戻せるというわけでもない

自分の知らない世界を知るとき　人は凍りつく
それは自分の力だけでは解決することはできない
声を失う　気を失う　脳は停止している
それは生涯癒されることのない傷を残す

人は５感を通じて脳を使う
その脳は理性を取り戻すことで精一杯になる
メンタルケアが必要になる

自分の経験は他人を傷つける
自分の経験は他人に話しづらい

たとえ、なんでも話すことができるようになっても…
人は疑心暗鬼を繰り返す
自然災害はテロ行為
IPCCの乱用が問題だ

人は自分の知らない世界と直面した時
正しい情報が歪んでいく
大人になることをためらってしまう恐れもある

警察官がコスプレイヤーに見えてきて
警察官が遊んで生きているように見えてくる
そんな時、自分にできる事を探し始める
正しい判断ができなくなった時に人は騙されやすくなる
人は涙もろくなったりもする

偽善の言葉に聴こえる、その言葉の配列と葛藤したり
自分の語彙力が足りないことに気がついていく
心を開放するという意味すら理解することが難しくなる

生涯消えぬ傷を負った時
人は立ち止まって考える
その習慣から時間の遣い道が変わる
国家が何を約束してくれるというの？

自分にできることから探そうか
自分の経験は他人を傷つける
自分の経験は他人に話しづらい

たとえ、なんでも話すことができるようになっても…
人は疑心暗鬼を繰り返す
自然災害はテロ行為
IPCCの乱用が問題だ