こんな格好はしていません。 途中で気付いたけど、帽子は普通に私服とセットのがあった気が。
「アスランのおっかけが行き過ぎてストーカーと化したルナマリア」というネタは、当時のアニメ雑誌の読者コーナーでも多く見られたものです……と考えると、これは実に15年遅れで既出ネタをやっていることになるのか。
なにげに彼女、あの場でアスランにもキラにもミリアリアにも気付かれず盗聴をやってのけているわけで、実はパイロットより諜報員としての資質の方が高かったのではなかろうか……という気も。
デスティニープラン下なら、彼女のザクの射撃が全然当たらない、なんていう悲劇も回避できたのだろうか。
というのはさておき、2クール目終わりで久々にアスランとキラ、カガリ(ついでにミリアリア)再会することになるわけだけど、ここでのやり取りの結果両者は致命的にすれ違ってしまうことに……なんでやねん!
言い分としてアスランは「アークエンジェルのやったことは状況を混乱させるだけだからやめろ」というのがメインで、キラは「偽物のラクスを利用し、本物の命を狙うプラントの意図は何なのか(そしてなぜそのプラントになぜ組しているのか)」ってことなんだけど、アスランは刺客の件を知らなかったうえ偽ラクスについてもあまり深く考えていなかったし、キラも言ってることはもっともだけど行動は割と短絡的というか考え方が局所的なのであれで事態の解決になるとは思えないしでうーん。
お互いこの事態について考える材料が足りてないという部分は共通してるんだから、あそこでそれぞれの知ることを共有し合って歩み寄るべきではないのか?と当時も思ってたけど、よく考えたらこの二人はどっちも人付き合いが超ヘタクソなんだよな……と考えるとああなってしまうのも仕方ないのかもしれない。
やはり大人であるアンディかマリューも同伴するべきだったのでは。
けどあの二人があれだけこじれることになった原因はカガリがセイラン派の動きを止められなかったことにあるわけで、彼女がもうちょっとしっかりしていれば……とは思うけどそういう辛いときにプラントに飛んで行ってしまったアスランもアスランだし……と考えてくとあの状態を回避するのは不可能だったのでは、という感も。
ただアスランがプラント(ザフト)に戻ることになるかもしれないという旨はすでに伝えていたわけで、そのあたりはカガリもちゃんとみんなに伝えておくべきだったような気もしつつ。
当時はこのあたりの人間関係のもどかしさが見ていてつらいというか、話として停滞してる感を覚えた記憶。
いや、物語上のタメの部分としてこういう展開があるのはいいと思うんだけど、それを打破するカタルシスがちゃんと待っていると思っていたら……
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