「我が娘のこの墓標、落として焼かねば世界は変わらぬ！」

　シーンとしては最後のキラの後ろ姿が印象的だったけど、ここを逃すともう出番がないので３年待てなかった男・サトー。
　きっと彼も下の名前はアオイとかはぁととか女性的なのだろう。

　ちなみにタイトルに使ったセリフは彼と一緒に現れたモブ兵のもので、彼自身のセリフとしては「なぜ気付かぬか！（以下略」が有名だろうか。
　某検索サイトで「なぜ気付かぬか」と検索すると彼のことが出てくるあたり、結構みんな印象に残ってるセリフなのかもしれない。
　立ち位置としては宇宙世紀におるデラーズフリートの役割なわけだけど、一応建前上の大義名分や戦略的な意図を持っていたデラフリと異なり動機のほとんどが怨恨オンリーであるあたりは憎しみの目と心と引き金を引く指しか持たないコズミックイラらしさ全開というかなんというか。
　そんな彼も連ザ２Plusでは非常に穏やかな笑顔を見せているらしいので、そんな人すらも戦争によって豹変してしまうという皮肉である……のかもしれない。

　そしてジンハイマニューバ２型、強行偵察型複座のジン並に長ったらしく感じる名前だけど内容的には高起動型ザク２R２タイプとほぼ同じですね。　色も似ている（三連星の方
　無印ード開始前にジンのデザインを見た時は羽のようなスラスターにトサカ、実体剣（ヒートすらしない）などを見て「えー」と思っていたけど、本編で他の機体を見てあれがプラントの人間のデザインセンスなのだと理解してからは「コズミックイラにおけるザク」として受け入れられるようになった……と思ったらザクに居場所を奪われてしまった。
　正直言うとジンタイプの羽のシルエット自体は好みであるので、リーオーやデスアーミーがHGでリメイクされている今ならうっかりHGCEで登場したりしないかな……

　６話はイザークも出陣しての戦闘メイン回であり、ついにキラ（とラクス）も再登場！というなにげに豪華な回。
　アスランの声が聞こえた直後一瞬だけニヤッとしたり、「民間人がぁー！」発言だったりとイザークがいい味を出している。
　マジな話、このあたりの回を観ていた当時はこれからどうなっちゃうの！？というワクワク感に満ち溢れていたんだ……いや今後の展開を否定するわけではないのだけれども。
　あとオーブの放送でセイランのおっちゃんがしれっと「"連合ザフト共同で"破砕作業に向かっている」とか言ってたのにはちょっと笑う。

　最初想定してた構図ではサトーの右肩が邪魔になりそうだったので描かなかったけど、こうして見ると素直に描いといたほうがよかった気も。　そのあたりは要勉強。
　あと武器が刀なのに似合わんだろ……というのと作業時間削減もかねて盾は割愛。 鞘のデザインも間違えてるけど気にしない。