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2019年06月25日03:33

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若いブラームス♬

ブラームスというと、中年から晩年にかけての渋い音調、人生の黄昏的な曲調が大事にされるていることが多い。
しかし、かかし、御曹司、若い頃(20歳前後)の燃えさかってる若きブラームスは暑苦しくて重厚で野性的。
徹底して自曲を推敲したり破棄したりしてるので、完成度の高い曲しか残ってないが、驀進するエネルギーは相当なモノだ。

1854年19歳の作、ピアノソナタ第2番Op.2は、1番より前に作曲されてるらしい。
悲劇的序曲以上に悲劇的な1楽章、初々しくも暑苦しく、どどどど。
https://www.youtube.com/watch?v=-N2hpJrFWzM
ピアノだけでなくカラダの鍛え方も尋常じゃなかったらしいジュリウス・カッチェンのピアノにて、ごごごご。

どろどろしてるだけじゃない3楽章が冴えてる。前2楽章を軽く受け取って次章へ。
https://www.youtube.com/watch?v=k-SAABsJjag
リヒテルの同曲演奏を聴いては、もう若書きとは云えない。

逆に、老年から転生して蘇ってきたような。
https://www.youtube.com/watch?v=dhjXqHf5J5g
そしてまた、苦悩するか?
https://www.youtube.com/watch?v=7fY4BhUDD7k

魂は、Afterの写真からBeforeへと振り還られている。
魂は復活したがる・・・

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