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2021年02月27日16:47

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『 自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史』<惑星内で産まれた知的生命体は、必ず惑星外宇宙に出かけようとするだろうか。

自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史(講談社選書メチエ)


著: 木島泰三 
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24ページ読める

自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史 あらすじ・内容


人間は遺伝子に操られているのか?
宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに決まっていたか?
運命はあるのか?
人間と機械は何が違うのか? 
こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、
デモクリトスからスピノザ、デネットまで、
決定論の哲学史に刻まれている。
ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、
決定論のこれまでとこれからを考える。


人間は遺伝子に操られているのか?
宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに決まっていたか?
運命はあるのか?
人間と機械は何が違うのか? 
こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、
デモクリトスからスピノザ、デネットまで、
決定論の哲学史に刻まれている。
ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、
決定論のこれまでとこれからを考える。

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自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史



「自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史(講談社選書メチエ)」の作品情報

レーベル講談社選書メチエ出版社講談社 ジャンル実用 哲学 思想 ページ数494ページ (自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史)配信開始日2020年11月12日 (自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史)対応端末

「自由意志の向こう側 決定論をめぐる哲学史」感想・レビュー 

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スピノザを導きの糸にして、定められた未来の出来事を実現していく過程として世界を捉える目的論的世界観から、前の出来事が次の出来事を順繰りに決定していくとする因果的世界観へと移り変わってきた思想的経緯を、古代ギリシアからダーウィンまで辿る。その上で、ダーウィン後の自然化された運命論とでもいうべき遺伝決定論等を扱い、なぜ僕等が(いまだに)運命論にとらわれるのかについて心理学的な説明がなされる。最後に運命論的要素を取り除いた純粋な決定論に関する問題が扱われる。伝統的な哲学と現代の議論を繋ぐ壮大な本。

2020/12/17



荏苒 byn


読売新聞の書評の、スピノザの文字に引かれて手に取る。各所にスピノザは出てくる。人間の自由意志が有るのか、無いのか(決定論) について語る論文調の本。メインは哲学からのアプローチであるが、参照する研究者連が初耳というような世界。大部な本にまとめる学識・研究が並大抵でない。あちこち ゴシック文字もあって、読解はできるが理解は微妙(個人的意志薄弱のせいか)。何日か掛けたが、学校でこの学科 を選択したら単位は取れなさそう。 browsed


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ーー
https://bookwalker.jp/series/275766/



出版社内容情報

人間は遺伝子に操られているのか?
宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに決まっていたか?
運命はあるのか?
人間と機械は何が違うのか? 
こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、
デモクリトスからスピノザ、デネットまで、
決定論の哲学史に刻まれている。
ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、
決定論のこれまでとこれからを考える。



内容説明

人間は遺伝子に操られているのか?宇宙開闢の時点で、その後の出来事は一通りに定まっていたか?運命はあるのか?人間と機械は何が違うのか?こうした疑問はすべて人間の自由意志の問題であり、デモクリトスからスピノザ、デネットまで、決定論の哲学史に刻まれている。ダーウィンや神経科学など自然科学的観点も検討しつつ、決定論のこれまでとこれからを考える。

目次

第1章 自然に目的はあるのか?―西洋における目的論的自然観の盛衰と決定論
第2章 決定論と運命論―ストア派・スピノザ・九鬼周造
第3章 近代以前の自由意志論争とその影響―ホッブズとデカルト
第4章 目的論的自然観は生きのびる―ライプニッツとニュートン
第5章 ダーウィンによる目的論の自然化
第6章 自然化された運命論―現代の決定論的思想の検討
第7章 運命論のこれから
第8章 自然主義のこれから

著者等紹介

木島泰三[キジマタイゾウ]
1969年生まれ。法政大学大学院人文科学研究科哲学専攻博士後期課程満期退学。法政大学非常勤講師。2019年に博士(哲学)の学位取得。専門はスピノザおよびホッブズを中心にした西洋近世哲学。ダニエル・デネットの思想を中心にした現代の自然主義的人間観の問題や、進化論の日本への受容史などについても論じている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー以上転載ー
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784065217719
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